【西武】山川3ラン、秋山が2点打!源田がいなくても11点

5回無死一、二塁、左越えに6号3ランを放った山川(手前)と生還した秋山(右)、外崎(中)は「どすこいポーズ」を見せる(カメラ・生澤 英里香)
5回無死一、二塁、左越えに6号3ランを放った山川(手前)と生還した秋山(右)、外崎(中)は「どすこいポーズ」を見せる(カメラ・生澤 英里香)

◆西武11―3オリックス(14日・メットライフドーム)

 連敗危機の2チームが、“主力ロス”のピンチで勝利した。西武は、13日に死球を受けた源田が「右手関節挫傷」と診断され、プロ野球記録を更新してきた新人からの連続フルイニング出場が299試合でストップ。本来は「2番・遊撃」の職人が先発を外れる中、山川の3ラン、代わって2番に入った秋山のダメ押し2点三塁打などで大量11点を挙げた。また、DeNAは筒香が「右肘打撲」で欠場したが、代役4番のロペスが逆転2ランを放って、2位に浮上した。

 緊急事態を乗り越えたナインは、一人だけ左手を差し出す源田と優しくハイタッチを交わした。スタメンに不動の遊撃手を欠きながら、束になって大量得点をたたき出した。5回から3イニングで10点を奪い、計11得点。就任以来、初めて源田抜きのオーダーを組んだ辻監督は「全員で必死に戦った」と窮地で一丸となった選手をねぎらった。

 新人から全試合フルイニング出場を続けてきた男の“不在”。指揮官は源田に代わる2番に秋山を起用した。「秋山が2番ならつながる」という思惑通り、同点の5回に無死一塁から右前打で好機を拡大。プロ初3番の外崎が勝ち越し打を放ち、4番の山川が左越えに6号3ランを運んだ。2点差に迫られた6回には秋山の2点三塁打で突き放し、外崎がダメ押し犠飛。窮余の策が的中した形だが、選手個々にも源田を欠いた一戦にかける強い思いがあった。

 山川「みんなでとった1勝。一番、気持ちを感じたのは(遊撃で出場し、2回の併殺崩れを呼んだ)永江のヘッドスライディング。全員そろうまで粘り強くやっていくしかない」

 秋山「ゲン(源田)は出たかったと思うけど、チームの成長には重要な1試合だと思っていた。柱の選手が(先発で)出られなくてもカバーして勝てたことは大きい」

 浅村、菊池、炭谷が移籍し、投手では先発の内海、榎田、松本航、抑えのヒースが2軍調整中。頼みの野手陣にも源田にアクシデントが発生し、辻監督は「源田不在は痛いし、先発もいない。今は耐える時」と現状を受け止めた。“源田ロス”を克服し、勝率5割に復帰。昨季の王者は苦境にあっても臨機応変のタクトと団結力で勝ちを拾っていく。(宮脇 央介)

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