【Bリーグ】秋田、今季最少失点で残留決めた

3点シュートを3本決める活躍を見せた秋田・谷口(中)(右は白浜、カメラ・遠藤 洋之)
3点シュートを3本決める活躍を見せた秋田・谷口(中)(右は白浜、カメラ・遠藤 洋之)

◆B1リーグ第35節 秋田73―44北海道(14日・CNAアリーナ★あきた)

 東地区5位(総合15位)の秋田ノーザンハピネッツがホーム最終戦で同地区最下位の北海道に73―44で快勝した。シーズン総合15位以内が確定し、来季のB1リーグ残留を決めた。秋田はPF谷口大智主将(29)が第1クオーター(Q)に3点シュートを2本決めて、チームに流れを呼び込み、ジョゼップ・クラロス・ヘッドコーチ(50)が染みこませた激しさを前面に出した守備を体現し、今季最少失点に抑えた。19、20日に最終節をアウェーで栃木と戦う。

 第4Q残り10秒を切ると、秋田の勝利を確信した4173人の観衆から大歓声が響いた。73―44。今季最少失点で最多のリードをとっての快勝。2年前のBリーグ初年度、残り1秒で逆転負けした“悪夢”のプレーオフを回避し、チームにとっても初めてB1残留を決めた。クラロスHCは「大きな1勝。ひとりひとりが責任を持ってプレーしてくれた」とたたえた。

 苦しみ抜いたシーズンだった。東地区は千葉、栃木、A東京とスター選手がそろう強豪がひしめく。昨季はB2でリーグ戦54勝6敗と圧倒して昇格したが、今季は3強に14日時点で0勝16敗と“お得意様”にされた。主力を固定せず、全員で守り抜くスタイルで世界10か国のクラブや代表チームを指揮してきたHCも「これほど難しいシーズンはなかった。私を含め、この数か月眠れない選手やスタッフもいたと思う」と振り返るほど悩んだ。

 ホーム最終戦の北海道戦を前に流れが変わった。来季のBリーグのライセンス交付審査により福岡が自動降格する影響で、降格プレーオフ出場チームが4から2に減ることが9日に決まった。10日の千葉戦(62●91)後にチーム内で緊急ミーティングを開き、北海道戦に向けた意思統一を図った。「話し合ったことでみんながポジティブになれた」とPF谷口主将。序盤こそ2―9とリードされたが、谷口の2本の3点シュートなどで流れをつかみ、そのまま一気に突き放した。

 もちろん、17勝41敗の戦績に満足はしていない。クラロスHCは「シーズンは終わっていない。(総括や先のことは)終わってから語りたい」と濁したが、PG中山拓哉(24)は「今回、残留できたことは先につながる。だけど、下(残留)ではなく、上のプレーオフ(チャンピオンシップ)を目指さないといけない」と決意。東北にB1の火を消さなかったことを自信に変え、来季こそ大きな飛躍につなげる。(遠藤 洋之)

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