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【皐月賞】サートゥルナーリア、ディープインパクト以来の無敗1冠 ルメール騎手はクラシック完全制覇

ゴール前で激しい3頭の叩き合いを制したサートゥルナーリア(手前)。無敗で皐月賞馬に輝いた
ゴール前で激しい3頭の叩き合いを制したサートゥルナーリア(手前)。無敗で皐月賞馬に輝いた

◆第79回皐月賞・G1(4月14日、中山・芝2000メートル、良) 

 平成最後の皐月賞(14日、中山)は、1番人気のサートゥルナーリアがゴール前の接戦を制し、05年のディープインパクト以来、14年ぶり17頭目、平成では5頭目となる無敗の皐月賞馬に輝いた。鞍上のルメールは、JRA通年免許取得からわずか5年で史上9人目となるクラシック競走完全制覇を達成。同馬は仏G1・凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン競馬場)に1次登録する意向で、次走の日本ダービー(5月26日、東京=皐月賞の1~5着馬まで優先出走権)の結果次第では、世界最高峰のレースで国内最強牝馬のアーモンドアイと激突する可能性が出てきた。

 初経験の接戦をものにした。勝負をかけた最後の直線でサートゥルナーリアを待ち受けていたのは、内で粘る2頭との叩き合い。「直線でこの馬は(しっかりと)動いていた。ずっと自信がありました」とルメール。真ん中のヴェロックスと馬体をぶつけたが、右ステッキが入るとそこからもうひと伸び。頭差しのいで、05年ディープインパクト以来14年ぶりの無敗で1番人気馬が頂点に立った。

 最後の直線の接触で審議対象になったが、左手でガッツポーズしながら引き揚げてきた鞍上は、続けざまに勝者しか表現できない「1」を左手の人さし指でつくり、声援を体に浴びた。JRAの通年免許取得からわずか5年で史上9人目のクラシック完全制覇を達成。「素晴らしい。ジョッキー人生にとっていいアチーブメント(成果)だ」と自身の偉業にも満足げだった。

 前走のホープフルSから中106日で迎えた今年初戦。16年ディーマジェスティなど4頭が持つ中62日を大幅に更新する最長ブランクVで、従来の“常識”をぶち破った。「(ダービー前に)中山への2回の輸送は、ダービーに行く時に疲れが残るのではないかと話した。ダービーを目標にするのなら、皐月賞から行きましょうということになった」と角居調教師は理由を説明。オークス、アメリカンオークスと国内外のG1を制した厩舎ゆかりのシーザリオを母に持つ馬に常識は通用しなかった。

 次は無傷のまま大目標のダービーに向かう。「ダービーでトップコンディションになる。今日は馬にとっていい経験。ダービーでもっと強い競馬をするかもしれない」とルメールは信じて疑わない。その結果次第では、アーモンドアイが参戦予定の凱旋門賞を視野に入れる。平成最後に誕生した無敗の皐月賞馬が、日本最強の座を決める世界最高峰の舞台へ飛び立つ日が来るかもしれない。(恩田 諭)

 <凱旋門賞に登録へ>

 サートゥルナーリアを所有する(有)キャロットファームの秋田博章社長は、皐月賞の勝利を受け、凱旋門賞に登録する意向を明らかにした。「母のシーザリオは、オークス制覇のあと米国に渡り、アメリカンオークスを勝ちました。3歳での海外遠征を、視野に入れざるを得ない馬だと思っています」

 1次登録の締め切りは5月15日。次の目標であるダービーの結果を見て、次の段階へ進めることになるようだ。「あくまで、選択肢という意味での登録です。同じ2400メートルで、どれだけのパフォーマンスを見せてくれるのか。2000メートルの方が向くと判断するケースもありますからね」と方針を話した。

 ◆サートゥルナーリア 父ロードカナロア、母シーザリオ(父スペシャルウィーク)。栗東・角居勝彦厩舎所属の牡3歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算4戦4勝。総収得賞金は2億2715万7000円。主な勝ち鞍はホープフルS・G1(18年)。馬主は(有)キャロットファーム。

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