【札幌】進藤ヘッド弾、連敗3で脱出 DF福森がピッチ内外で前線“アシスト” 

後半35分、札幌・進藤(右から2人目)が先制ゴールを決め、深井(右)、金眠泰(中央)らと喜ぶ(カメラ・豊田 秀一)
後半35分、札幌・進藤(右から2人目)が先制ゴールを決め、深井(右)、金眠泰(中央)らと喜ぶ(カメラ・豊田 秀一)

◆明治安田生命J1リーグ第7節 C大阪0―1札幌(13日・ヤンマー)

 北海道コンサドーレ札幌が4試合ぶりの白星を挙げた。アウェー・C大阪戦で後半35分、DF福森晃斗(26)の右CKをDF進藤亮佑(22)が頭で決めた得点を守り抜き、1―0で勝利した。3連敗中の苦境脱出へ、失いかけていた自信と一体感を取り戻すべく、個々で意思疎通を図ってきたイレブン。その成果を結果で示し、C大阪のホームでは2007年5月以来となる勝ち点3を手にした。

 前だけを向き、走り続けた。90分間戦う姿勢を押し出し、1点を守り抜いて得た4試合ぶりの勝利。ミハイロ・ペトロヴィッチ監督(61)が掲げる「走る、戦う、規律を守る」の3原則をプレーで示し、札幌が連敗を3で止めた。指揮官は「ベースとしている部分を強調して選手は戦ってくれた」と、勝利を追い求め続けたひたむきさを、何より評価した。

 苦境を無駄にしなかった。決勝点をアシストした福森は「今日はミスしても下を向く選手はいなかった。全員が自信を持って最大限の力を出せたのが一番」とうなずいた。3連敗中は試合を重ねるにつれ、不安な気持ちがプレーに出る選手もいた。ほころびをこれ以上広げないためにと、先発で2番目の年長となる福森が自戒も込め、行動に出た。

 9日の練習後、前線の3人を1人ずつ呼び、ピッチ上で話し合った。「うちの強みは前の3人。彼らが気持ち良くやるのが一番だし、僕自身、後ろから攻撃を作る役割ができていなかったので」と、修正すべき点や感じる思いをすり合わせた。3連敗に気持ちが萎えかけていたMFチャナティップ(25)には「後ろには仲間がいる。思うようにやったらいい」と元気づける言葉をかけた。

 深まった結束から攻撃の質は向上。福森が「練習から常に確認してきたポイント」とファーサイドに蹴ったCKが進藤の頭にピタリと合っての得点で、C大阪を撃破した。殊勲の進藤が「切り替えや球際という部分を体現できたのが勝利につながった」と話したように、守備の強みも取り戻した。攻守とも手応えを得る大きな1勝を、札幌がつかんだ。(砂田 秀人)

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