【Bリーグ】B3参入継続審議の金沢「最後まで諦めない」…5月末までにあと4千万円必要

ブースターにB3参入へ最大限努力することを誓った中野社長
ブースターにB3参入へ最大限努力することを誓った中野社長

 来季B2ライセンス不交付が決定し、さらにはB3入会も「継続審議」となっているB2金沢武士団の中野秀光社長が13日、金沢市総合体育館での東京Z戦前にブースターとの意見交換会を行った。中野社長は集まった約30人のブースターを前に「5月31日のB3理事会までに、あと4000万円が必要」と説明。来季B2参戦は消滅したが、「人生をかけて」B3参入のために奔走することを約束した。

 「今、私たちはスレスレの所にいます」。中野社長が、厳しい現状を打ち明けた。3期連続で赤字を解消できず、リーグ規則により来季のB2からの降格が決定。さらには16~17年シーズンまで在籍したB3参入も、12日のB3理事会で「財務状況などを長期的に審議する必要がある」ことから「継続審議」となった。

 B3参入へ、クリアすべきハードルは高い。中野社長は「あと4000万円が足りない。5月31日の理事会までに用意できるか。そう簡単ではないが、人生をかけて必ず用意するつもりでいる」とブースターに約束し、新規スポンサー探しや融資など「ありとあらゆる手を打っていく。最後の最後まで諦めない」と説明。後援会の中谷信行専務理事は「遅きに失した感はあるが、幅広く支援の裾野を広げたい」と話し、会場内に急きょ募金箱も設置した。

 「ブースターのみなさん、県民のみなさんをがっかりさせてしまった。私の力が足りなかった。申し訳ございませんでした」と頭を下げた中野社長に対し、ブースターからは集客増への取り組みなどの意見が集まった。「金沢アリーナ建設構想の先送りが一番の誤算だった」としながらも、「スポンサー獲得に懸かりっきりになり、ブースターのみなさんに寄り添えていなかった」と唇をかんだ。

 金沢武士団は2015年にbjリーグ(Bリーグの前身)に参入。16年シーズンに新設のB3で2位となり、17年にB2昇格を果たした。B3への参入が認められなければ、来季は地域リーグからの出直しとなる。中野社長は「武士団が日本のトップになるまで、逃げるつもりはない」と強い覚悟を口にした。(勝田 成紀)

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