エディー前HC、ラグビー日本代表に打倒アイルランドを期待 関学大でコーチング講座

ラグビーのコーチング講座を開いたエディー・ジョーンズ氏
ラグビーのコーチング講座を開いたエディー・ジョーンズ氏

 前ラグビー日本代表ヘッドコーチ(HC)のエディー・ジョーンズ氏(59)=現イングランド代表監督=が13日、兵庫・西宮市の関学大で、主宰する「アンサンブル ラグビー」合同会社によるコーチング講座を開き、指導者ら約100人に熱弁を振るった。「10年前はチーム優先の考え方だったが、今は選手個々の考え方を優先している。大事な試合よりも前に、失敗から学ばせておくコーチングも必要」と時代に合わせた指導法をアドバイス。大学、高校チームなどを率いる指導者らが聞き入った。

 エディー氏は講義後、メディアに対応。9月20日開幕のW杯日本大会にも触れ、古巣・日本代表に言及。W杯プールAで日本の最大の敵とされるアイルランド代表に、イングランド代表は今年の欧州6か国対抗戦で勝っており、その対策について「アイルランドはチェスみたいなチーム。ここに動いたらこっちに動け、とすごく組織化されている。素晴らしいコーチがいて、なおかつタフ。日本は崩すしかない。カオス(混乱した状態)を作らないといけない」と整備された敵ディフェンスを崩すポイントを語り、自らが率いた15年W杯・南アフリカ戦に続く日本代表の金星を期待した。

 エディー氏は1996年に初来日し、東海大、サントリー、日本代表を率いた。日本でたびたびコーチング講座を開く理由について「日本のラグビーに恩返しがしたい」と笑顔で語った。

 

 ◆エディー・ジョーンズ 1960年1月30日、オーストラリア・タスマニア州生まれ。59歳。シドニー大卒で現役時代はフッカー。32歳で現役引退。2003年、オーストラリア代表監督としてW杯準優勝。07年、南アフリカ代表テクニカルアドバイザーとしてW杯優勝に貢献。09年、サントリーGMに就任し、10年度に監督兼任で日本選手権優勝。11年、日本代表HC就任。15年W杯で南アフリカ、サモア、米国を破り、日本代表に初のW杯3勝をもたらした。15年11月、イングランド初の外国人監督に就任。家族は日本人の妻と1女。

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