マリナーズ・菊池雄星が同じ岩手出身の163キロ右腕・佐々木朗希について「怪物って使っちゃだめですよ」と語る理由

マリナーズ・菊池雄星
マリナーズ・菊池雄星

 マリナーズの菊池雄星投手(27)が11日(日本時間12日)、同じ岩手県出身で高校日本代表1次候補合宿で163キロをマークした大船渡の佐々木朗希投手(3年)について語った。

 同郷から生まれた新たなスーパースター候補の出現に、菊池も興奮を抑えきれなかった。「あれは(映像を)見るでしょう。あれはやばいですよ」。佐々木が投球する映像を見たという菊池は、10歳年下の見せた剛速球にただ驚くばかりだった。

 高校時代には自らも左腕最速となる154キロをマーク。「みちのくの怪物」などという呼び名で呼ばれていた菊池は、「(彼に)怪物って使っちゃだめですよ。彼が基準になると、(今後)誰にも(怪物を)使えなくなる。なんか新しい名前を考えてください」。17歳と、いまだ成長を続ける佐々木のスケールが「怪物」という言葉では収まりきらないことを強調し、「怪物ばっかり使ってると、お化け屋敷になっちゃいますから」と屈託のない笑顔で報道陣を笑わせた。

 岩手県からは菊池自身に加え、大谷、佐々木といった将来性豊かな選手たちが続々と輩出されている。その先駆者ともいえる立場の左腕は「すばらしい環境からいい選手が育ってくる。花と一緒で、岩手はいい環境の中で、周りの人たちが温かく見守って育ててくれるんです」。独特の表現を用いながら、あふれる郷土愛を口にした。

 メジャー1年目の菊池自身は、初勝利をかけて中4日で15日(日本時間16日)のインディアンス戦に登板予定。10日のロイヤルズ戦では左ふくらはぎをつった影響で6回80球でマウンドを降りたが、この日はランニングやキャッチボールなどで調整し、「(ふくらはぎは)大丈夫です」と万全を強調した。(カンザスシティー=穐村 賢)

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請