東日本国際大4連覇へ 3年生エース佐々木が投手陣引っ張る

室内練習場でキャッチボールする東日本国際大・佐々木
室内練習場でキャッチボールする東日本国際大・佐々木

 南東北大学野球春季リーグ戦が13日に開幕する。3連覇中の東日本国際大は、昨年全国舞台を経験した左腕の佐々木大輔投手(3年)=山村学園=が投手陣を引っ張ると意欲。現西武の粟津凱士投手(22)、現西濃運輸の船迫大雅投手(22)と主戦力が抜けた穴を埋める働きを誓った。

 エースの自覚十分に、佐々木が力を込めて言い切った。「3年生だけど4年生と同じ気持ちで戦えと言われた。勝ちたい、と強く思っているほうが勝つし、投手陣みんなで強い気持ちを持って戦っていきたい」。昨年は6月の全日本大学野球選手権、11月の明治神宮大会と全国のマウンドを経験した。昨年まで主戦の船迫や粟津が抜けた今、仁藤雅之監督(39)は「学年関係なく、中心にならないといけない存在」と佐々木を投手リーダーに指名して期待した。

 “先輩譲り”の変化球を磨いてきた。全国経験を振り返り、佐々木は「緩急をつけて(タイミングを)ずらさないと打ち取れない」と痛感した。これまであまり投げてこなかった、カーブやチェンジアップなど緩い変化球の取得に取り組んだ。冬場にシンカーが武器の粟津に球の抜き方などを教わり、自分流にアレンジ。オープン戦でも使っており、「いい感覚で投げられている」と手応えがある。

 現状、4年生投手でベンチ入りする選手はいない。3年時からエース格のプレッシャーも感じる時もあるが、「誰もができることではないし、大きく成長する機会」とプラスにとらえた。「チームが勝てるよう、(失点)ゼロに抑えることだけ考える」と気合を入れた左腕が快投をみせ、4連覇へ突き進む。(有吉 広紀)

 ◆展望 昨秋明治神宮大会に初出場し、4連覇を狙う東日本国際大は、粟津(現西武)、船迫(現西濃運輸)ら経験豊富な投手陣が抜けた。佐々木や蒔田(3年)ら、残った選手たちが穴を感じさせない力投をみせたい。昨年からのレギュラーが残る打線がチームを引っ張る。

 昨秋2位の石巻専大は菅野一(4年)、松沢(3年)の両エースが健在。同3位の東北公益文科大も石森(4年)や赤上、新山寛(ともに3年)と投手陣が強みだ。昨季Bクラスの3校も力があり、気の抜けない試合が続く。

 ◆佐々木 大輔(ささき・だいすけ)1998年9月2日、埼玉・伊奈町生まれ。20歳。小針北小1年時に埼玉上尾ボーイズで野球を始める。小針中では浦和シニアに所属。山村学園では3年春からエース。東日本国際大では1年春からベンチ入り、リーグ通算2勝。172センチ、74キロ。左投左打。血液型AB。家族は両親と姉。

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