TAKAHIRO、映画館なしのロケ地・隠岐諸島に思い届けた…上映会にサプライズ登場

映画ロケ地の隠岐諸島を訪れた(左から)秋山真太郎、EXILE TAKAHIRO、松坂慶子、錦織良成監督
映画ロケ地の隠岐諸島を訪れた(左から)秋山真太郎、EXILE TAKAHIRO、松坂慶子、錦織良成監督
隠岐諸島でロケが行われた映画「僕に、会いたかった」の一場面
隠岐諸島でロケが行われた映画「僕に、会いたかった」の一場面

 EXILE TAKAHIRO(34)が9日、初の長編主演映画「僕に、会いたかった」(5月10日公開、錦織良成監督)の舞台となった島根・隠岐郡海士(あま)町で行われた上映会にサプライズ登場した。

 東京から飛行機、車、フェリーを乗り継いで約5時間。ロケ地となった同町ほか、隠岐諸島には映画館は1館もない。「この島に戻って来られた。撮っているときから考えていた。念願かなった」。ともに映画を作り上げた思いが強く、完成作に触れてもらえる喜びで声を弾ませた。

 懐かしい光景に、自然と表情がほころんだ。隠岐島前高校の体育館に集まった生徒、保護者らは約200人。全校生徒180人中80人が、都市部で生まれ育った子供たちが島で暮らしながら学ぶ島根県の制度で、映画の題材にもなった島留学の生徒たち。演じたのは漁師だったが、教師さながら男子生徒からの質問に「男は生きざまが全て。人のことを思って、優しさの裏にある強さ。自分磨きをして、夢を確実にかなえる努力をしてほしい」と力強く語りかけた。エキストラ参加した生徒たちは卒業していたものの、待ち望んだ島民との交流を楽しんだ。

 今作には、これまでのキャリアの中でも特別な思いを抱いている。ドラマや短編映画での主演経験はあるが、長編の単独主演は今作が初めて。昨年3~4月、周囲を海に囲まれる雄大な自然の中、オールロケに臨んだ。事故で記憶を失った漁師役。セリフが少なく、表現力が問われる役どころだった。「島で1か月、生活したから(漁師役として)自然に溶け込めた。都会では経験できないぜいたくができた」。俳優、また人生で貴重な経験となった。

 2月にEXILEの3年ぶり5大ドームツアー、3月にバンド「ACE OF SPADES」初ツアーを締めくくった。「(今作は)表現者としてターニングポイントの作品になったと思う。俳優として、表現者として、もっと感性を磨いていきたい」。無精ひげという外見だけでなく、自身の新たな引き出しを見つけた作品となった。

 ◆中ノ島(海士町) 島根・隠岐諸島の島前に位置する。隠岐4島の中で広さ(33・4平方キロメートル、人口2400人)は3番目。東京・杉並区に相当し、人口は約234分の1。鎌倉時代に後鳥羽上皇が配流となった島でもあり、崩御700年の1939年に島内に隠岐神社が創建された。

映画ロケ地の隠岐諸島を訪れた(左から)秋山真太郎、EXILE TAKAHIRO、松坂慶子、錦織良成監督
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