志賀廣太郎、脳梗塞の疑いで緊急手術　右半身にまひ残る

　俳優の志賀廣太郎（７０）が脳梗塞の疑いで６日に緊急手術を受けたことが９日までに分かった。現在入院中だが、命に別条はなく、今週末にも退院予定だ。

　所属事務所によると、１人暮らしの志賀と連絡が取れないことを心配した事務所関係者が６日朝に自宅を訪れると、志賀が倒れていたという。すぐに救急搬送され、脳に血栓があったため緊急手術を受けた。

　血栓は取り除かれ、血流も回復。８日からは短い文章の会話も出来るようになったという。右半身にまひがあり、どの程度の後遺症があるか１週間ほど様子をみる。退院後はリハビリに入る予定だ。

　志賀は現在、テレビ東京系連続ドラマ「きのう何食べた？」に、主演の西島秀俊（４８）演じる主人公の父親役で出演中。最終話の収録が残っているが、所属事務所は「代役の方をたててもらうことになると思います」と話した。会見などの予定はなく、今後については体調の回復を見て判断する。志賀は昨年、体調不良によりＮＨＫ大河ドラマ「いだてん」を降板していた。