【宏太’Sチェック】攻守ともはっきり意思統一を

リーグ戦初先発で存在感を見せたMF中野
リーグ戦初先発で存在感を見せたMF中野

◆明治安田生命J1リーグ第6節 札幌1―2大分(6日・札幌ドーム)

 大分戦は、出だしで先制されたのが痛かった。ホームの試合なのだからもっとガツガツ行って良かったが、1人1人の気持ちにズレがあるように見えた。「最初から行こう」と意思統一された状況と「どうやって行こう」という時に入れられるのは全く違う。その1点で準備してきたものが全て崩れてしまうのだから。

 相手はしっかり札幌を研究していた。うちの3バックにそこまで速い選手がいない。裏のスペースを速い選手が突く形を徹底してきた。サッカーにおいて解決策というのは無いに等しいが、対応策は練るべきこと。中に切り込まれると対応しづらくなるから、縦に行かれるのはOKという守備をするとか、やり方をはっきりさせる必要はある。

 後半に1点返してから札幌のペースになったように、全てがかみ合っていない訳ではない。やっていることは間違っていないのだから、このまま続けていれば普通に状態は良くなって来る。ただ、壁にぶつかっている時こそ、更なる成長の要素はあるもの。僕が子供たちを指導する時、「黙っていても体が大きくなって上手にはなるが、考えながらやる事でもっといい成長ができる」と話している。札幌はまだまだ若いチーム。相手のいい所を吸収しようと意識すれば、よりレベルは上げられる。(吉原宏太、1996~99年札幌FW)

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