平昌五輪・女子スピードスケート、500メートル金メダリストの小平奈緒(32)が7日放送のTBS系「消えた天才」(日曜・後6時半)に出演し、憧れと恩人の存在を語った。
長野五輪、ソルトレーク五輪代表の三宮恵利子さん(44)で、小平は小学5年の時、三宮さんが長野五輪で活躍する姿に憧れたという。その冬にサインが欲しくて“出待ち”をしていたが、恥ずかしがり屋の小平は声を掛けることができず、三宮さんの方から駆け寄りサインをしてくれたという。
三宮さんは長野五輪で8位入賞を果たし、ソルトレーク五輪ではメダル確実だと思われたが17位に終わった。小平もソチ五輪で5位に入賞したが、その後は成績が振るわなかったという。小平は「うまくいかないときに大会でアドバイスを頂いた」と明かす。三宮さんは「焦っちゃダメだと。実力はあるんだから」とアドバイスを送った。
「(三宮さんが)憧れで超えるために必死になっていた」という小平に、三宮さんは「500(メートル)と1000の世界記録と五輪連覇を目指してほしい」とエールを送っていた。