【巨人】岡本お待たせ1号 ON彷彿の「マルオカ」初連発で4連勝「一発で捉えられた」

3回2死、丸に続く2者連続本塁打を放つ岡本(捕手・坂本=カメラ・生澤 英里香)
3回2死、丸に続く2者連続本塁打を放つ岡本(捕手・坂本=カメラ・生澤 英里香)
本塁打を放った岡本〈25〉を迎える(左から)坂本勇、丸
本塁打を放った岡本〈25〉を迎える(左から)坂本勇、丸

◆巨人6―3阪神(3日・東京ドーム)

 巨人は「マルオカ」初の連弾で4連勝だ。岡本が待望の1号を含む2安打3打点の活躍を見せた。3回、丸が2戦連発となる先制の2号3ランを右翼席中段まで運ぶと、4番もバックスクリーン右へ豪快な一撃。7回にも岡本の左翼線二塁打で2点を追加した。投げては初先発のメルセデスが8回を8安打3失点に抑え、今季初勝利。開幕から2カード連続で勝ち越しを決め、貯金3、首位をキープした。

 一撃で仕留めた。岡本の両手には久しぶりに心地良い感触が残った。「真っすぐ一本に絞ってうまく一発で捉えられた。やっと1本出てよかった」。丸の一発の直後の3回2死。サイド右腕・青柳の初球を捉えた。今季19打席目で待ち望んでいた1号ソロを、バックスクリーン右へかっ飛ばした。4点リードの7回2死満塁では左翼線へ2点適時二塁打を放ち、3打点の活躍だ。

 初の丸との3、4番アベック弾。「やっぱり(丸さんは)ネクストから見ていてすごい。気楽になったというか、きれいに掃除してもらった」。かつてアベック弾を何度も披露した王、長嶋のON砲をほうふつとさせるような最強コンビだ。お立ち台では「(坂本)勇人さんに『どさくさに紛れて打て』と言われたので、打ててよかったです」。球場を爆笑の渦に包んだ。

 7回には打席に入る丸から「必ずつなぐから」と言われた。その言葉通り、四球を選び、満塁に。岡本は「回ってくるものだと思っていた」と気合が入った。岡本の打球は三塁手のグラブをかすめてファウルゾーンに落ちる執念の適時二塁打になった。

 今季3、4番を組むが、昨季までは広島に在籍する強敵だった。「絶対に打ってほしくない時や塁に出てほしくない時に必ず塁に出ていた。今は味方で心強い」。今や軽妙なやりとりすら見せるほど。開幕前に都内で行われた燦燦(さんさん)会。丸から「(今季は)3割5分、55本でしたっけ?」と振られると、自らハードルを上げ「60本です」と返答し周囲を笑わせた。

 広島との開幕カード(マツダ)では13打数2安打、打率1割5分4厘、1打点だったが、本拠地に戻って2戦連続で打点を挙げた。前の1~3番打者やゲレーロが好調な強力打線に岡本が本領発揮すれば、怖い敵などいない。

 4連勝に導いた4番に、原監督も「らしいというかね、大砲がボーンといった感じでね」と手を叩いた。昨季、史上最年少で3割30本100打点を成し遂げた22歳は今季、史上最年少での「3冠王」を目指す。「まだ始まったばかり。何とか1日いいものを出せるようにやっていきたい」と岡本。やっぱりこの男には、放物線が一番似合う。(小林 圭太)

 ◆巨人の歴代名コンビ

  • 青田昇(左)と川上哲治

    青田昇(左)と川上哲治

 ▼川上&青田 「打撃の神様」と「じゃじゃ馬」は、1948~52年に巨人第2期黄金時代を支えた。

  • 王貞治(左)と長嶋茂雄

    王貞治(左)と長嶋茂雄

 ▼ONコンビ 王貞治が入団した59年から、長嶋茂雄が引退する74年までの16年間にわたって巨人打線を支えてV9に貢献。アベック本塁打106度はプロ野球記録。

  • 松井秀喜(左)と清原和博

    松井秀喜(左)と清原和博

 ▼MKコンビ 清原和博がFAで加入した97年から、松井秀喜がヤンキースへ移籍する前の2002年までの6年間、強打のコンビとして00、02年の日本一に貢献。アベック弾29度。

  • アレックス・ラミレス(左)と小笠原道大

    アレックス・ラミレス(左)と小笠原道大

 ▼オガラミ 07年にFA加入した小笠原道大、08年に加入したA・ラミレスがともに勝負強さを発揮。08年にONを上回る球団最多のシーズンアベック弾15度、しかも全勝。通算では33度。

試合詳細
3回2死、丸に続く2者連続本塁打を放つ岡本(捕手・坂本=カメラ・生澤 英里香)
本塁打を放った岡本〈25〉を迎える(左から)坂本勇、丸
青田昇(左)と川上哲治
王貞治(左)と長嶋茂雄
松井秀喜(左)と清原和博
アレックス・ラミレス(左)と小笠原道大
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