元鹿島の“天才”野沢、実質5部のFCティアモ枚方加入の理由を明かす

会見で今季の抱負を述べるFCティアモ枚方・野沢拓也
会見で今季の抱負を述べるFCティアモ枚方・野沢拓也

 関西1部リーグのFCティアモ枚方は3日、新入団会見、及びホームタウン・大阪府枚方市との連携協定締結式を行った。JFL昇格を目指す同クラブは今季、8人のJリーグ経験者を含む12人の新加入選手を補強。目玉補強のひとりで、かつて鹿島などでプレーした元日本代表MF野沢拓也(37)は、J1、J2、J3、JFLと数えて実質国内の5部リーグとなる関西1部の同クラブに加入した理由を「Jリーグにいるより、このチームの方がやりがいがあると思った」と明かした。

 かつては鹿島で数々のタイトルを獲得し、その繊細なボールタッチは“天才”と称されることもあった野沢。昨季はオーストラリアのウーロンゴン・ウルブスでプレーし、その後「先のビジョンが見えなくなった。サッカーをやっていく上でも、やめる上でも」という状態に陥った。しかし地域リーグから将来的なJリーグ昇格という目標を掲げる同クラブからのオファーに「まだ(選手として)完全燃焼していない。Jリーグでもやれる自信はある。でも違った舞台から、Jリーグに帰るというのは(Jで)タイトルを獲る以上に難しい」と心を動かされ、地域リーグでプレーを続行する決断を下した。

 同クラブは野沢以外にもG大阪から元日本代表MF二川孝広(38=家庭の事情により会見は欠席)、かつて神戸で活躍したMF田中英雄(36)らJリーグでの経験豊富な選手を補強。地域リーグでは群を抜く知名度を誇る選手たちを擁し、今季はJFL昇格を目指す中で「サッカーを楽しむことから始めたい。初心にかえって」と語った野沢。開幕は4月14日・アルテリーヴォ和歌山戦(五色台メイン)、ホーム開幕の5月19日・レイジェンド滋賀FC戦(枚方市立陸上競技場)と続く戦いで、かつてJリーグを沸かせた技巧派MFの新たな挑戦が始まる。

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