オリックス山本由伸が実家が隣同士のドラ2頓宮との不思議な縁を語る「いつの間にか一緒に遊んでいました」

実家が隣同士のオリックス・山本(左)と頓宮
実家が隣同士のオリックス・山本(左)と頓宮

 やはり、不思議な縁としか言いようがない。オリ党の方なら、もうご存じかもしれないが、3年目の山本由伸投手(20)とドラフト2位・頓宮裕真内野手(22)=亜大=の岡山・備前市内の実家は隣同士。同じ学校だったり、少年野球のチームメートだったという話はまれに聞くものの、ここまでの“ご近所さん”は聞いたことがない。プロでは2年先輩の右腕は時折、考え込みながら、昔の記憶をたどった。

 「出会いはいつって言われるとわからない。自分の家が建った後に頓宮家が隣に来たらしいんですけど…。自分が小さい頃には来ていたそうで。本当に気づいたら、です。いつの間にか一緒に遊んでいました」

 山本によると、「裕真君が少年野球チームに入ったのは小2のときぐらい」。異彩を放つ存在で「体でかい。でも、器用で野球がめっちゃうまかったんです。ずっと4番だったと思います。格が違ったし、周りの人は『裕真君ならプロ野球選手になれるんじゃないか』と話していました。それが、まさか自分が先にプロに入って…みんなびっくりしてるはずです」と懐かしんだ。

 付き合いは当然、家族ぐるみ。それもそのはず。「裕真君のお父さんと自分の父親も少年野球チームのコーチをしていました。僕、釣りが好きなんですけど、裕真君はそこまで好きじゃないみたいで。だから、裕真君のお父さんがふらっと僕の家に来て『釣りに行こう』って。裕真君抜きで行ってましたね」と笑った。

 当時は今とポジションが異なり、「僕が三塁手で裕真君が捕手」。それが、約10年の時を経て、投手と三塁手の関係となった。頓宮は3月29日の日本ハムとのシーズン開幕戦(札幌ドーム)に「5番・三塁」で先発出場し、プロ初打席に適時打をマーク。持ち前の打力を発揮する姿に、由伸は「僕的に打つのは納得です」とうなずく。

 「まさかプロでも同じチームでグラウンドに立つとは、思っていなかった。すごい縁ですよね…」

 4月3日のソフトバンク戦(京セラD)は昨季リリーフで54試合に登板した若武者にとって、先発再転向デビュー戦。そんな大事な一戦で右に振り向けば、幼なじみがいる。これほど心強いことはないだろう。「投」の山本に「打」の頓宮。“ご近所コンビ”が今季の猛牛軍団の鍵を握りそうだ。(小松 真也)

コラムでHo!とは?
 スポーツ報知のwebサイト限定コラムです。最前線で取材する記者が、紙面では書き切れなかった裏話や、今話題となっている旬な出来事を深く掘り下げてお届けします。皆さんを「ほーっ!」とうならせるようなコラムを目指して日々配信しますので、どうぞお楽しみください。

野球

NEWS読売・報知 モバイルGIANTS ショップ報知 マガジン報知 個人向け写真販売 ボーイズリーグ写真販売 法人向け紙面・写真使用申請