山梨学院大サッカー部で2009年から監督を務めた元ヴァンフォーレ総監督の塚田雄二氏(61)が、中国プロリーグ2部の北京北体大足球倶楽部の育成総監督兼テクニカルアドバイザーに就任することが31日までに明らかになった。後任には元川崎育成普及担当で前専大コーチの岩渕弘幹(ひろもと、52)氏が就任する。
岩手県出身の岩渕氏は遠野高からJ1川崎の前身である富士通サッカー部に入団。95年に引退し、同部コーチ、川崎コーチ、同ユース監督を歴任。すでに山梨学院大での指導を開始している。また、鹿島と柏でプレーし、昨季まで城西国際大コーチを務めた大場健史氏(51)が新たにコーチとなる。
昨季は同部史上初めて関東大学サッカー大会昇格決定戦に進出したが、日大に延長後半ロスタイムに追いつかれて突入したPK戦で敗れ、関東リーグ2部入りを逃した。新指導体制で再び関東リーグ入りへ挑む。