◆明治安田生命J1リーグ▽第5節 横浜M0―0鳥栖(29日・日産スタジアム)
横浜Mは鳥栖と0―0で引き分けた。合計18本のシュートを放ったが得点を挙げることができず、リーグ戦2試合連続の無得点となった。日本代表から合流したDF畠中槙之輔はボリビア戦から中2日ながらフル出場し、無失点に貢献した。
採点と寸評は以下の通り。
ポステコグルー監督【5・0】目には目を、歯には歯を、対策には対策を。せめてハーフタイムでの修正が求められる
GK朴一圭【6・0】J1初出場も奮闘し、今季初の無失点試合演出。ヒヤリ1度も足元技術の高さ見せる
DF松原健【5・5】フリーのゴール前10メートルでバー直撃。復帰戦にしては上々、の年齢でも立場でもない。奮起を
DFチアゴマルティンス【6・5】目を見張る圧巻の徒競走力で前後左右を幅広くカバーリング
DF畠中槙之輔【5・5】ミスの数が多かった。代表定着すれば合流即試合は日常。もっとできる
DF広瀬陸斗【5・5】偽SBと言えば聞こえはいいが、いるべき時にサイドにいなければただの迷子。神出鬼没まであと1歩
MF喜田拓也【5・5】守備時のカバーリング光るも、大分戦に続きパスコースをふさがれた
MF天野純【5・5】三好とのバランスを重視したが、だからこそ攻撃が単調化。規律の範囲内で意外性出せれば1つ上のレベルに
MF三好康児【6・5】前への推進力で攻撃を活性化。ボールを受ける位置も巧み。多くの決定機に絡む
FWマルコスジュニオール【5・5】中への絞りを読まれ手詰まりに。縦への回数増やせば中も空く
FW仲川輝人【5・5】スピード生かすスペースがなく、連携での崩しも不発。負傷が気がかり
FWエジカルジュニオ【5・5】強烈ミドルは無念のクロスバー。もっと喜田のボール保持時に顔を出したい。対人は互角
FW遠藤渓太【6・5】一番の収穫。決定機逃すも意識が前、前、前。考えすぎず、小さくまとまらずにこのままで
MF大津祐樹【―】後半35分IN。出場時間短く採点なし
村上伸次主審【6・0】おおむね的確。笛から即座のイエロー提示で迷いなき背中を示し、試合を締める