フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」の公開リハーサルと会見が28日、大阪・門真市の東和薬品ラクタブドームで行われた。世界選手権4位の紀平梨花(16)=関大KFSC=は新しいエキシビションナンバー「ザ・グレイテスト」を披露した。「今回新しいエキシビヨンのプログラムを作ったので、そのプログラムを見て、私のいろんなところを知ってもらえたら」。オーストラリアのシーアの曲で、振り付けはキャシー・リードさん。前日27日に作った出来たてのダンスナンバーで、新境地を開く。
ダンスのレッスンに通っている紀平は「生かす機会があるといいなと。いつもの競技中には見られないダンシングな部分もあって、難しい振り付けもある。しっかり見せられたいいなと思う。昨日と今日で作ったプログラムで、すごい急いで作った。なんとか間に合わせられたらなと思います」。携帯の動画を見ながら、必死に動きを確認した。
世界選手権後の26日に靴を変えたばかり。以前のものと比べて足首が硬いだけでなく、かかと以外のソールが薄いことが特徴。「今のところはいい感じできている」と好感触を口にした
大阪公演は29日から31日まで行われる。