【巨人】原監督が掲げる「初回に2点を取る野球」2番に坂本の強力打線

スポーツ報知
ノックを終え、ノッカーの元木大介コーチに帽子を掲げる坂本勇人

 巨人の坂本勇人内野手(30)が、29日の広島との開幕戦(マツダ)で、自身プロ初の「開幕2番」として出場する。

 昨年までは1番や3番が多く、2番の経験は多くはないが、原監督はすでに開幕戦の打順を1番から5番までを吉川尚、坂本、丸、岡本、陽と公表している。

 初回に無死一塁で坂本勇に回ってきた場合、送りバントという選択肢はない。終盤の1点を争う場面ならあり得る作戦だが、原監督は立ち上がりにバントでアウト1つを相手に与えるよりも、攻撃に出る方針。

 「いい打者が早く打順に回ってくると考えてもらっていいですね。簡単に言うと、初回は2点を取りに行く野球をすると。3番バッターが(坂本、丸と)2人置いてある」と説明した。

 オープン戦で主に1番に入った吉川尚が四球ゼロだったことには、「やっぱり2番バッターに強烈な人を置いているからじゃない。そういうのはあると思います」とし、吉川尚を出塁させたくない、という思いからストライクゾーン勝負が増えていると分析した。

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