【センバツ】津田学園・前、170球力投も延長11回力尽く

延長11回1死一、二塁、龍谷大平安・奥村真大(左)に適時二塁打を浴びる津田学園・前佑囲斗
延長11回1死一、二塁、龍谷大平安・奥村真大(左)に適時二塁打を浴びる津田学園・前佑囲斗

◆第91回センバツ高校野球大会第3日 1回戦 龍谷大平安2―0津田学園(25日・甲子園)

 龍谷大平安(京都)が1回戦で津田学園(三重)を延長11回の末に破り、京都勢の春夏通算200勝目を挙げた。延長11回1死一、二塁で、ヤクルト・奥村展征(のぶゆき)内野手(23)の弟、真大三塁手(2年)が決勝二塁打を放った。投げては、左腕の野沢秀伍(3年)が11回を4安打に抑えて完封。津田学園の好投手・前佑囲斗(ゆいと)との投手戦を制した。

 志願の続投で自己最多170球を力投した津田学園の前が、延長11回に力尽きた。息詰まる投手戦を繰り広げたが、11回に先頭打者への死球から2点を献上。「最後に疲れが出て、ああいう結果になってしまった」と17年ぶりの春1勝を逃した。

 ナインの思いを背負う重圧と体の力みから、6回に右手の親指から中指にかけて痛みが走った。「つりかけていました。少しずつ威力もなくなっていった」。佐川竜朗監督(40)から交代も提案されたが、続投を志願。異変を感じさせない投球で延長10回までスコアボードに0を並べた。

 中日・中田アマスカウトアドバイザーは「直球が膝元で伸びてくる。140キロ前後(この日の最速141キロ)でも、打者は球が速く感じていると思う」と高く評価。昨秋の近畿王者に4安打しか許さなかった前は「もっと強くなって夏に帰ってきたい」と誓った。(筒井 琴美)

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