松井氏「二重行政に戻さない」柳本氏「都構想議論に終止符」大阪市長選告示

スポーツ報知
街頭演説する松井一郎氏(左)と大阪府知事候補の吉村洋文氏

 大阪府知事選に続き、大阪市長選が24日、告示された。自民党が推薦する無所属新人の柳本顕氏(45)と、大阪維新の会新人で前府知事の松井一郎氏(55)の一騎打ちとなった。大阪市を廃止し、特別区に再編する「大阪都構想」の是非が最大の争点となる。

 なんばで第一声を上げた松井氏は、「大阪府市が二重行政に戻してはいけない。消費増税だけではこれからの日本を支えていけない。大阪の成長を止めず、安心して社会保障を受けられる都市をつくる」と訴えた。入れ替わりで大阪府知事選に出馬した前市長の吉村洋文氏(43)も駆けつけ、都構想実現へ一体感をアピールした。

 一方、柳本氏は「大阪は今、ビッグチャンス。都構想議論に終止符を打つ」と声を張り上げた。

 選挙戦は「維新VS反維新」の構図で、維新と自民・公明・立憲民主・共産の大連合が激突する。既に告示された府知事選、29日告示の市議選、府議選と同じ投開票は4月7日。

 選挙プランナーの松田馨氏(38)は「大阪で維新が負けることは考えにくい」としつつ、「市長選は松井さんが有利なものの、何かあればひっくり返る差」と指摘。「一方の自民党も一枚岩ではなく、首相官邸は維新と近い。それがどう影響するのか」とした。

 日本維新の会元衆院議員の東国原英夫氏(61)は「知事、市長選の勝利、府市議選での過半数獲得が維新存続の最低条件」とし、「仮に、どちらかの首長選を落とせば、ねじれで大混乱が起きる。同時に、維新政治も終焉(えん)だ」と予想。「府市議選で維新が過半数に届かない場合も難しい議会運営を強いられ、都構想は頓挫する可能性もある」と述べた。

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