【ロッテ】吉井投手コーチ、イチローとの思い出語る「私がクビになった試合で…」

 ロッテの吉井理人投手コーチ(53)が22日、現役引退を表明したイチローとの思い出を語った。ヤクルト時代には1995年の日本シリーズでオリックスのイチローと対戦。「一塁ゴロを打たせて一塁のベースカバーに入ろうとして2回くらい追い抜かれたのを覚えてます。それくらい足がめっちゃ速かった。こっちも必死こいて走ったんですけど」と当時を懐かしんだ。

 メジャー時代には苦い経験もあったといい、「イチローがメジャーに来た1年目の2001年。私がロッキーズをクビになった試合にたくさんの報道陣を連れて来たんですよ。それまで日本の報道陣なんて一人もいなかったのに、よりによってクビになった日にたくさんの報道陣を連れてきた。それが一番の思い出です」。ロッキーズを解雇された日に大挙した報道陣から“取材攻勢”を浴びたことをジョークを交えて明かした。

 日本人野手初のメジャーリーガーとなったイチローも渡米1年目の評価は高くなかったという。「僕らの時はステロイド(筋肉増強剤)がOKだった。どちらかと言えばパワー(重視だった)。1番打者でも50発打つようなそういう時代。はたしてイチローみたいな選手がアメリカで必要とされているかどうかわからなかった。でも、続けていけばすごいと認めてもらえる。今はスモール・ベースボールというぐらい。イチローが変えたと言っても過言ではない。そういうきっかけになったのかな」と、持論を語り、「あれだけ長い間続けると(周囲も)認めざるを得ないという感じだった。すごいなと思った。活躍してアメリカ人の誰もが知っている選手になったということはイチローがすごいという証拠。引退は寂しいですけど、おめでとう以外の何ものでもない。大成功だったと思うので。すごいと思います」と、イチローの功績をたたえた。

 最後はとっておきの自慢としてロッキーズ時代に日本人メジャーリーガー初盗塁を決めていたことを挙げ、「イチローより先に盗塁をしておいてよかったです」と“吉井節”で締めた。

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