上原大樹、兄・譲さんと二人三脚でKO狙う 伊東商卒業31日プロデビュー

兄・譲さん(右)と力を合わせてデビュー戦に臨む上原
兄・譲さん(右)と力を合わせてデビュー戦に臨む上原

 伊東商を今月卒業した伊豆ボクシングジムのハードパンチャー・上原大樹(18)が31日にプロデビューする。中日本新人王トーナメント初戦で能嶋宏弥(薬師寺)と対戦。昨冬の全日本社会人選手権2位の強敵だが、帰省中の兄・譲さん(日大4年)の全面協力を得て、1発KOを狙っていく。

 上原のスパーリングパートナーは、尊敬する兄の譲さん。試合動画を見て研究し「仮想・能嶋」を務める。「一緒に練習するのは中学時代以来。助かります」。温かいサポートに勝利で応えるつもりだ。

 伊東商3年夏に全国3位に輝き、日大でも活躍した兄の背中を追いかけてきた。中学時代にアンダージュニアなど全国2冠を達成。大学で競技を続けるつもりだった。だが、昨年秋にジムの先輩の試合を見て「かっこいい」と刺激を受けた。元東洋太平洋ウエルター級王者でもある山口裕司会長(40)の勧めもあり、地元で就職してプロの道を選んだ。「プロの方がパンチ力を生かせる」と山口会長。家族も「好きなようにしていい」と背中を押してくれた。

 今月1日に伊東商を卒業した。「1年夏から全国大会に出て、いい経験ができました」と振り返るが、1年春と3年夏の8強が最高。兄の3位を超えられなかった。「悔いはないけれど、プロなら自分の良さをもっと出せると思う」。目標は全日本新人王だ。

 まずは初戦突破。「堅くなると思うけれど、練習通りやれば勝てる」と兄も期待する。高校の友人も見に来る。持ち前のパンチ力で倒しに行く。(里見 祐司)

 ◆上原 大樹(うえはら・だいき)2000年6月17日、伊東市生まれ。18歳。宇佐美小6年でボクシングを始め、宇佐美中時代に2度全国優勝。伊東商では全国大会に計5回出場し、1年春の選抜と3年夏の総体で8強。身長172センチ。右のファイター。血液型A。家族は両親と兄。

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