【翔んで球児】〈5〉津田学園・前佑囲斗、昨秋73回2/3で82Kの右腕「150キロ」出す

優勝と150キロ到達を目標に掲げる津田学園の前佑囲斗
優勝と150キロ到達を目標に掲げる津田学園の前佑囲斗

 最速148キロを誇る前は、今大会屈指の好投手だ。昨秋は公式戦13試合中6試合で完投し、防御率は2・08。73回2/3の投球回を上回る82奪三振をマークした。「(甲子園に)出た以上は勝ち上がっていくのが目標。150キロを出したい気持ちはある」。17年ぶり3度目の出場で、同校の過去最高(2回戦)を上回る上位進出を目指す。

 昨年の三重大会後の夏休みで体重が7キロも増えた。2学年上でOBの兄・恵弥さんから投球フォームのアドバイスを受け、球速も最速141キロから7キロ伸びた。佐川竜朗監督(40)は「急激に成長した。本人の努力のたまもの」と称賛。中学からチームメートの前川夏輝内野手(3年)も「相手打者の苦手なところが見えている。制球もいいし、大人の投球をする」と、全幅の信頼を置いている。

 意識する投手は大会NO1右腕の呼び声が高い星稜(石川)の奥川恭伸(3年)。「右投手として今は全国NO1。投げ合ってチームが勝てたら」と、主役の座を奪う意気込みだ。初戦は第3日第1試合の龍谷大平安(京都)戦。兄がベンチに入れなかった聖地で、剛球を放つ。(伊井 亮一)=おわり=

 ◆前 佑囲斗(まえ・ゆいと)2001年8月13日、三重・亀山市生まれ。17歳。神辺小1年時に軟式の「関パワーキッズ」で野球を始め、亀山中ではボーイズリーグの「津ボーイズ」でプレー。2年時に全国大会とジャイアンツカップに出場。津田学園では1年秋からベンチ入り。球種はスライダー、カーブ、ツーシーム。182センチ、87キロ。右投右打。

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