【DeNA】楠本、開幕スタメン奪取弾「ここからが大事」

4回2死一、三塁、右越え3ランを放つ楠本
4回2死一、三塁、右越え3ランを放つ楠本

◆オープン戦 DeNA8―4阪神(19日・横浜)

 打った瞬間だった。楠本が振り抜いた打球は右翼席上段まで届いた。4回2死一、三塁。守屋の148キロの高めの直球に力負けしなかった。「取り組んできたことがいい形で出せた」。17年ドラフトで全82選手中81番目に指名された男が2年目で成長を見せつけた。

 「2番左翼」で出場。初回のガルシアからの中前安打に1号3ランで2安打3打点。オープン戦通算13試合で打率3割6分4厘、6打点と結果を残している。ソトの守備位置にもよるが、29日の開幕中日戦(横浜)でのスタメンの可能性も出てきた。ラミレス監督も「左投手も苦にしない。まだ何試合か見てからになるが今日が開幕だったらスタメンでもおかしくない」とほれ込んでいる。

 昨季は2軍で3割超えも1軍では56試合に出場して2割5厘。「何でダメだったのかを考え見つめ直した。いろいろな人に全部聞いた」とキャンプ中に先輩の筒香、宮崎、倉本らを質問攻め。自分なりに吸収し、始動を早め、重心を低くする現在のフォームにたどり着いた。

 楽天・松井は中学のチームメートでオリックス・若月は高校の同級生。一足先にプロに進んだ旧友の活躍が刺激だ。「ここからが大事。オープン戦だけと言われないように」。破壊力あふれる打線に新たな若い力が加わろうとしている。(岸 慎也)

 ◆楠本 泰史(くすもと・たいし)1995年7月7日、大阪・吹田市生まれ。23歳。中3時に横浜緑東シニアで全国制覇。花咲徳栄では3年春にセンバツ出場。東北福祉大では1年秋からレギュラー。大学日本代表では4番も務めた。17年ドラフト8位でDeNA入団。180センチ、77キロ。右投左打。年俸1080万円。独身。

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