【日本ハム】斎藤佑樹、メジャー流「オープナー」2回1失点で本来の先発にバトン 

アスレチックス戦に先発し、2回1失点の斎藤(カメラ・森田 俊弥)
アスレチックス戦に先発し、2回1失点の斎藤(カメラ・森田 俊弥)

◆プレシーズンゲーム 日本ハム6―6アスレチックス(18日・東京ドーム)

 納得の表情で、斎藤佑樹がマウンドを降りた。2回2死一塁。フェグリーを外角の120キロスライダーでタイミングを外し、ボテボテの捕ゴロに仕留めた。この回先頭のピスコティに左越えソロを被弾したが、最速138キロの直球と多彩な変化球をコーナーに投げ分けて2回1安打1失点。「とてもいい経験だったし、野球選手として楽しかった」と充実感を漂わせた。

 斎藤が新戦略のカギとなるかもしれない。この日の起用法は、近年メジャーで流行しつつある「オープナー」と同様。これは救援投手を先発として送り、失点率の高い上位打線との対戦を全力投球で抑えた後、2番手に本来の先発投手を登板させるものだ。

 斎藤は今季登板した4試合は全て先発したが、最長は3イニング。適性を判断していたとも考えられ、その間は計9イニングを投げて1安打1失点。木田投手チーフコーチは「どうやったら優勝できるのかを考えていく。プランは無数にあるので」と説明し、斎藤を「オープナー」で起用する可能性を否定しなかった。

 現在の開幕ローテは上沢、金子、マルティネス、有原が確実で残り2枠は決まっていない。同戦略によって盤石とはいえない先発陣をカバーすることが可能になる。斎藤はこれまでに先発、中継ぎと経験豊富で多彩な変化球を操るスタイル。2番手にタイプの異なる投手を起用すれば相乗効果も期待できる。

 背番号1は「目の前の打者を抑えることに集中して、後の起用法は監督に任せます」。数々のサプライズを起こしてきた日本ハムが、球界に新風を巻き起こすかもしれない。(小島 和之)

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