JFLが開幕! 女性監督率いる鈴鹿は敵地で黒星も「このリーグで戦っていける実感はできた」

指示を出す鈴鹿・マルティネス監督
指示を出す鈴鹿・マルティネス監督

 ◆JFL第1節 MIOびわこ滋賀1―0鈴鹿アンリミテッド(17日・東近江)

 JFLが開幕し、各地で8試合が行われた。今季から昇格した鈴鹿は敵地で滋賀と対戦。0―1で敗れたため、J史上初となる女性監督のマルティネス監督(33)に、JFLデビュー戦での白星を贈ることはできなかった。

 昨年12月末に監督就任の打診があり、1月に来日、そしてこの日を迎えた。最初は初の女性監督に戸惑いがあった選手たちも、今ではマルティネス監督の「ボールを長く保持してゴールを目指す」サッカーを理解し、体現しようと必死に取り組んでいる。初めて男子のトップチームを率いる指揮官も「開幕を迎えられてすごくうれしい」と話し、試合前には選手に「自信を持ってやればやってきたことを出せる。気持ちを高く持って」と呼びかけたという。監督自身も気合の表れか、赤いジャージーを着て髪を結び、ベンチに座ることなく立ち続け、90分間身ぶり手ぶりを交えて指示を送った。

 その熱意に選手も応えた。CKから得点を献上し試合にこそ負けたものの、昨季年間7位の相手に対し、互角以上の戦いを見せた。数的優位に持ち込む場面も多く、決定機も何度も演出。主将のMF藤田浩平(29)は「試合の入りからチャレンジャー精神を持って入れたし、勢いを持ってプレーできた。こっちの流れでゲームは運べた。満足できる内容」と振り返り、指揮官も「結果は負けて残念だけど、ゲームを通じて優位に立てたことは実感している。全体のプレーには満足しているし、このリーグで戦っていける実感ができた」と手応えを口にした。

 次戦(24日)はホームで宮崎を迎え撃つ。MF藤田は「もっと内容が良くなっていくと思う」と話し、マルティネス監督も「このプレーを続けていけたら、上位に食い込んでいけるんじゃないかと思います」と力強く話した。J3昇格へ、今季は鈴鹿が台風の目になりそうな予感だ。

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