田中恒成陣営が年内の4階級制覇挑戦を示唆 田口戦圧勝V1から一夜明け会見

チャンピオンベルトと後援者から贈られたオリジナルの日本酒の瓶を置き、記者会見した田中恒成(左は畑中清詞会長、右は父の斉トレーナー)
チャンピオンベルトと後援者から贈られたオリジナルの日本酒の瓶を置き、記者会見した田中恒成(左は畑中清詞会長、右は父の斉トレーナー)

 16日に地元・岐阜でWBO世界フライ級(50・8キロ以下)王座の初防衛に成功した世界3階級制覇の田中恒成(23)=畑中=が、試合から一夜明けた17日、名古屋市内で会見した。

 元WBA、IBF世界ライトフライ級(48・9キロ以下)統一王者の田口良一(32)=ワタナベ=相手に最大10ポイント差をつけた3―0の判定勝ち。「田口選手といい試合をできたという思いは強い」と自身のケガで一度は流れた試合を戦い抜き、感慨深げに語った。一方で、目を腫らした王者は「田口選手はガードが強く、ボディーも(打たれ)強かった。まずガードを空けるために何をするかがなかった」と反省。後援者から贈られたオリジナルの日本酒の瓶を掲げ、関係者に振る舞った。

 次戦以降について、陣営の畑中清詞会長(52)は「まだ何も決まっていない。今年は防衛、防衛」と年内はフライ級で防衛を重ねる基本線を強調した上で、「スーパーフライ級(52・1キロ以下)でチャンスがあればいく可能性もないわけではない」と年内の4階級制覇挑戦も示唆した。スーパーフライ級には現在WBO世界4位に、海外を転戦する元3階級王者・井岡一翔がおり、WBOで3階級制覇の田中が参戦するとなれば、さらに激戦となる。

 ◆田中 恒成(たなか・こうせい)1995年6月15日、岐阜・多治見市生まれ。23歳。3歳から空手、小学5年でボクシングを始める。岐阜・中京高(現中京学院大中京高)ボクシング部で全国4冠。高3時の13年11月、B級(6回戦)でプロデビュー。15年5月、国内最速5戦目でWBO世界ミニマム級王座獲得。16年12月、同ライトフライ級王座を獲得し、井上尚弥(大橋)と並ぶ国内最速タイ8戦目で2階級制覇。18年9月、同フライ級王座を奪取し、世界最速タイ12戦目で3階級制覇。プロ通算成績は13勝(7KO)。身長164センチの右ボクサーファイター。

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