田口、再起戦飾れず 進退は保留「僕も気持ちは負けてなかった」

1回、田中恒成(左)の顔面をとらえる田口良一
1回、田中恒成(左)の顔面をとらえる田口良一

◆プロボクシング▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ○田中恒成(判定3―0)田口良一●(16日、岐阜メモリアルセンターで愛ドーム)

 田口は約10か月ぶりの再起戦で敗れた。3回に右ショートでぐらつかせたが、攻めきれず。体力を消耗した中盤以降はクリンチが目立った。それでも、昨年5月の王座陥落時よりキレのある動きを見せ「相手も絶対に負けないというのがにじみ出ていた。僕も気持ちは負けてなかった」と元V7王者の意地を見せた。

 「ボクシング人生、終わったな…」。前戦の敗北後は、一度引退を決めた。しかし、時が過ぎるにつれ、闘志が再燃し6月中旬に再起を決断。「全てを本気でボクシングに懸けたい」。伸びしろを探し、体のケア、食事、練習日程など今まで以上に管理を徹底。田中戦が決まって以降は「時間がたつのが早い」と充実感を覚える日々だった。

 試合後は頭痛や吐き気を訴えて、取材までに約30分要した。進退について「どうしようかな。少し成長を見せられたし、このままじゃもったいない」と保留した。(浜田 洋平)

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