“中沢2世”横浜M・畠中、日本代表初選出 23歳J1出場わずか8試合

代表に初招集された横浜MのDF畠中
代表に初招集された横浜MのDF畠中
横浜市内で会見した畠中
横浜市内で会見した畠中

 今月の親善試合(22日・コロンビア戦、26日・ボリビア戦)に臨む日本代表にDF畠中槙之輔(23)=横浜M=、FW鈴木武蔵(25)=札幌=ら4人が初選出された。J1出場わずか8試合で選ばれた畠中は14日、横浜市内で取材に応じ、元日本代表DF中沢佑二氏(41)のように“代表の顔”へ成り上がることを誓った。

 J1出場8試合で初代表の座を射止めた畠中は「マリノスのセンターバック(CB)は、代表の顔になるような人が多かった。彼らに負けないように頑張りたい」と言い切った。東京V→横浜M→日本代表と、昨季限りで引退した中沢氏と同じ道をたどる。06年ドイツ、10年南アとW杯2大会連続出場など長年代表の守備陣を支えた中沢氏とは、昨年8月から半年間ともに練習。リーグ戦でコンビを組むことはかなわなかったが「盗めるものは盗もう」と誰よりも遅くまで汗を流す姿を間近で見てきた。

 持ち味の強靱(きょうじん)なフィジカルや空中戦に磨きがかかり、今季は開幕から3試合連続フル出場。10日の川崎戦ではゴールに迫るパスや、相手のブラジル人FWレアンドロダミアンを上回る高さを披露し、視察した森保一監督に「新たな可能性を持つ選手がいた」と言わしめた。「年内に一度は呼ばれたいと思っていたけど、まさかこんな早くとは」。サプライズ選出を勝ち取り、すぐ東京Vユースの同級生で同じく初招集の安西と電話でやり取り。「一緒にプレーできるのは心強い。お互いに頑張ろうぜ」と誓い合った。

 森保ジャパンのCBは絶対的だった吉田にもミスが散見し、決して盤石ではない。冨安、槙野、昌子、三浦…と群雄割拠の状態で、序列を覆すチャンスは十分ある。吉田が招集外のため中沢氏も長年背負っていた「22」が“空き番”だが「(背番号の)希望はないです。マリノスのCBとして恥ずかしくないようなプレーをしたい」と決意を込めた。(田中 雄己)

 ◆J1出場が少なく代表選出された主な選手(所属は当時)

 ▽DF市川大祐(清水ユース) 98年4月1日の韓国戦メンバーに、J出場2試合で抜てきされた。同試合で17歳322日の代表史上最年少デビュー。

 ▽MF香川真司(C大阪) 08年5月の親善試合のメンバーに選出。所属がJ2だったためJ1出場はゼロ。同24日のコートジボワール戦に19歳68日で初出場果たした。

 ▽FW皆川佑介(広島) アギーレ監督の初陣となった14年9月の親善試合のメンバーにサプライズ招集。大卒ルーキーでJ1出場は7試合。同5日のウルグアイ戦でデビューした。

 ▽その他 W杯が開催された10年1月6日のアジア杯予選、イエメン戦は主力の休養を優先させるため“B代表”で臨み、FW永井謙佑(福岡大)とMF山村和也(流通経大)の大学生が選ばれた。

 ◆畠中 槙之輔(はたなか・しんのすけ)1995年8月25日、横浜市生まれ。23歳。東京Vの下部組織を経て2014年にトップチームへ昇格。16年に町田へ期限付き移籍し、17年に東京Vへ復帰。18年8月に横浜Mへ完全移籍。J1通算8試合0得点、J2通算90試合4得点。184センチ、80キロ。既婚。

代表に初招集された横浜MのDF畠中
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