木村一基九段、9期ぶりのA級復帰 将棋順位戦B級1組「精一杯、力一杯臨みたい」

木村一基九段
木村一基九段

 将棋の第77期順位戦B級1組の最終局が14日、東西の将棋会館で一斉に行われ、木村一基九段(45)が行方尚史八段(45)との直接対決を制し、リーグ戦通算8勝4敗として9期ぶりのA級復帰を果たした。21年ぶりの12勝全勝を飾った渡辺明2冠(34)との昇級となった。

 勝った方がA級。小学生の頃から戦い続けて来た行方との大一番を木村は制した。対局前の時点で木村は7勝4敗、行方は6勝5敗だったが、前期成績による順位は木村が5位で行方は2位。4敗だった斎藤慎太郎王座(25)=順位10位=は早い時間に渡辺に敗れ、5敗目を喫してリーグを終えていた。つまり、行方が勝てば3人が7勝で並び、順位の上位者である行方の逆転昇級となる勝負だった。

 局後の木村は「良かったです。毎年、残留を目標にやっていますので良い結果が出て、昇級に結びついて良かった」と語り、来期のA級に向け「キツイところですので、月並みですけど精一杯、力一杯臨みたいです」と抱負を語った。

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