歌舞伎界は「御曹司の大渋滞!」歌舞伎座で奮闘中の2人の子役に注目

今月3日の節分に豆まきを行った(左から)中村勘太郎、中村勘九郎、中村長三郎
今月3日の節分に豆まきを行った(左から)中村勘太郎、中村勘九郎、中村長三郎

 人気ダンス&ボーカルグループ・GENERATIONSの片寄涼太(24)らが出演する映画「PRINCE OF LEGEND」(21日公開)のキャッチコピー「王子が大渋滞!」が話題を呼んでいるが、実は歌舞伎界にも同じような? 現象が起こっている。王子ならぬ「御曹司が大渋滞!」状態なのだ。

 今年に入って市川海老蔵(41)の長男・堀越勸玄くん(5)が来年5月に市川新之助を襲名、それに先立ち今年5月には尾上菊之助(41)の長男・寺嶋和史くんが尾上丑之助を名乗り、正式に初舞台を踏むことが発表されたが、もちろん2人だけではない。今月の東京・歌舞伎座「三月大歌舞伎」(27日まで)夜の部の「盛綱陣屋」では中村勘九郎(37)の長男・中村勘太郎(8)、女優・寺島しのぶ(46)の長男・寺嶋眞秀くん(6)が奮闘中だ。

 勘太郎は2017年8月に弟の中村長三郎(5)とともに初舞台を踏んでから約1年半。同年8月には舞踊「玉兎(たまうさぎ)」で1人で歌舞伎座の舞台に立っているが、今回は色々と大変だ。

 これまでは父・勘九郎が同じ舞台の上や舞台袖で見守っていたが、勘九郎はNHK大河ドラマ「いだてん」の撮影中。3日の初日こそ、勘九郎も顔を出していたが、基本的に父は来ないはず。さらに、演じているのは「子役の大役」と言われる小四郎役。心身ともに成長しているせいもあるのだろうが、舞台からは今までにない緊張感が伝わってきて、思わず心の中で「頑張れ」と応援したくなった。この“試練”を乗り越えれば、将来に向けての大きな階段を一歩上れるはずだ。

 片岡仁左衛門(74)が演じる盛綱の子息・小三郎役で登場する眞秀くんは大きなクリクリとした目が印象的。実に堂々としていて、勘太郎とともに将来が楽しみだ。

 ほかにも、市川右團次(55)の長男・市川右近(8)は大手芸能事務所・スターダストに所属。坂東彦三郎(42)の長男・坂東亀三郎(6)は松竹エンタテインメントに所属。ともに歌舞伎以外での活躍も期待されており、今の5~8歳に未来の歌舞伎界を背負って立つことが期待される有望株が集結しているのだ。

 歌舞伎で子役に注目するのは、いわば究極の青田買い。特に小さい子供の成長は早い。未来の大物候補の、まさに今しか見られない演技を見るのは決して損ではないと思う。(記者コラム)

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