【巨人特集】契約白紙からはい上がる上原浩治の覚悟<終>「感謝」2019開幕へ

 帰る車に乗り込みながら、ぽつりとつぶやいた。「今、どこにも所属してなかったら、何のための手術だったんや、ってなるわな。まあ、でも私生活でも痛かったからなあ」。

 何のための手術だったのか―。「最初から、投げるつもりでいる。当たり前やん。もう投げられる!」1軍開幕に照準を合わせているかの問いに、やや語気を荒げた上原がいた。2軍の自分は、自分じゃない。

 誰に何を言われても、自分の信じる道を歩んできた。自分らしさを貫いて、プロ21年目。「1年1年じゃない。これからは1日1日が勝負」。覚悟がある。上原の44歳シーズンが、間もなく幕を開ける。

 ◆上原浩治(うえはら・こうじ)1975年4月3日、大阪・寝屋川市生まれ。43歳。東海大仰星高から1浪して大体大。98年ドラフト1位で巨人に入団し、99年20勝で新人王。最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、沢村賞を各2度受賞。09年にFAでオリオールズへ。その後レンジャーズ、Rソックス、カブスでプレー。13年Rソックスで世界一。メジャー通算436登板、22勝26敗95セーブ81ホールドを挙げて、18年から巨人に復帰。7月20日の広島戦(マツダ)でシーズン10ホールド目を記録し、日本選手として初めて「日米通算100勝、100セーブ、100ホールド」を達成した。日本通算312登板、112勝67敗33セーブ、23ホールド。188センチ、88キロ。右投右打。既婚。

ブルペンに入り投げ込む上原浩治(カメラ・杉山 彰一)
巨人と再契約し記者の質問に答える上原浩治
トレーニングに励む上原浩治(カメラ・杉山 彰一)
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