新浜立也、33秒83日本新で2位 男子500メートル一時は世界新

新浜立也
新浜立也

◆W杯スケート(9日・米ソルトレークシティー)

 最終戦は9日、米ソルトレークシティーで開幕し、男子500メートルで新浜立也(22)=高崎健康福祉大=が日本記録を大幅に更新する33秒83で2位となった。パベル・クリズニコフ(ロシア)が33秒61の世界新で優勝した。

 期待の大型スプリンターが、日本勢で初めて33秒台の景色を見た。100メートルを全体2番目の9秒50で通過すると、持ち味のバックストレートで加速。最終コーナーも滑らかに回り、男子500メートルの世界記録を0秒15縮める33秒83。「全体的に良かったが、33秒台の世界は想像もできなかった。まずは日本記録を破れればいいと思っていた。本当にまさかという感じ」と驚いた。

 2組後に滑ったクリズニコフに上回られ、世界記録保持者の称号はわずか数分で手放したが、2001年に同じ会場で清水宏保が当時の世界記録34秒32を樹立してから18年。183センチ、89キロの恵まれた体で躍進し、加藤条治が13年に出した34秒21を塗り替えた。湯田淳監督は「33秒台もギリギリではなく大きく更新。追いかける選手にも刺激になる」とたたえた。

22歳183センチ道産子 平昌五輪は選考会4位で出場を逃したが、2月の世界スプリント選手権は2位で日本男子9年ぶりの表彰台に立つなど、この1年で急成長を遂げた。今大会のリンクは標高1300メートル超の高地にある。好記録が生まれやすい反面、未体験のスピードに苦戦する選手も多い中で、堂々の滑りを見せた新エースは「さらに上を目指し、世界記録を更新する」と風格を漂わせた。

 ◆新浜 立也(しんはま・たつや)1996年7月11日、北海道・別海町生まれ。22歳。3歳からスケートを始める。釧路商3年時に高校総体500メートル、1000メートル2冠、全日本ジュニア選手権1000メートル優勝。高崎健康福祉大では昨季のインカレ500メートルで2連覇。W杯は今季初参戦し、2勝をマーク。全日本スプリント選手権総合優勝、世界スプリント選手権総合2位。趣味は釣り。家族は両親と姉、兄。183センチ、89キロ。

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