【オリックス】“最後のPL戦士”ドラ7・中川、2安打デビュー「来た球を打っただけ」

6回1死、中川圭太(左)が右前安打を放つ(カメラ・保井 秀則)
6回1死、中川圭太(左)が右前安打を放つ(カメラ・保井 秀則)

◆オープン戦 オリックス3―10巨人(9日・京セラドーム大阪)

 「最後のPL戦士」と呼ばれる男が満点の“1軍デビュー”を飾った。ドラ7・中川が初見参の京セラドームで躍動し、2安打をマーク。「ほとんど覚えていない。がむしゃらに来た球を打っただけです」と、興奮気味に振り返った。

 若手主体のメンバーに名を連ね、持ち味の流し打ちを披露。4回1死一塁でメルセデスの外角スライダーを右前に運ぶと、6回には坂本工の直球を捉えて一、二塁間を破った。マルチ安打の巨人・吉川大が「(2学年下の)後輩が頑張っていた。PL魂で負けじとです」と話すほどの存在感を見せた。

 中川はPL学園が休部騒動に揺れる中、2014年の3年夏の大阪大会で準優勝。監督不在の中で主将として采配もふるった。翌年から新入部員を募集せず、16年夏に休部。最後に誕生したPL出身のプロ野球選手となる可能性がある。

 今後は再び、2軍で研さんを積むが、西村監督に「いいものは見せてもらった」と好印象を抱かせた。「課題は内角の速い球に遅れず、どう対応するか。逆転開幕1軍を狙っています」とドラ7ルーキー。わずか1日でも、貴重な経験を積み、決意を新たにした。(小松 真也)

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