【阪神】オープン戦6試合目も勝てず…9回追いつかれ矢野監督の初勝利スルリ

9回1死三塁、谷内(後方右から2人目)に同点適時打を浴びた藤川(カメラ・渡辺 了文)
9回1死三塁、谷内(後方右から2人目)に同点適時打を浴びた藤川(カメラ・渡辺 了文)

◆オープン戦 阪神3―3日本ハム(9日・甲子園)

 阪神・矢野監督の執念は通じなかった。「持ち越し、持ち越しで申し訳ないけど…」と素直にわびたのは、6試合目でもオープン戦初白星を届けられなかったから。昨季は球団ワーストの39敗(21勝2分け)を喫した本拠地・甲子園での初采配が引き分けに終わり「オープン戦とはいえ、もちろん勝ちたかった」と悔しさをにじませた。

 1点をリードした9回、試合を締めるはずの藤川が守り抜けなかった。安打、犠打、暴投で1死三塁とされ、谷内に右前打。ドリスと守護神を争っている右腕は「セット(ポジション)でも投げられたし、いい練習になった。感覚的には悪くない。順調にいってる」と収穫を持ち帰ったが、勝利へのシナリオは書き換えを余儀なくされた。

 「負けてもいいよ、と思って戦ってはいない。目いっぱい」。直後の攻撃では勝ちにこだわり、無死一塁から命じた森越がバント失敗。最後は代打・伊藤隼の一ゴロ併殺とかみ合わなかった。シーズン本番さながらの采配も実らず空転。「応援してくれるから、やっぱり(勝ちたかった)ね…」と大切にするファンへ言葉を添えた。

 初勝利はお預けとなったが、チームは明るさを失っていないのが救い。あとはオープン戦6試合で平均1・8得点の打線の活発化が求められる。「最善を尽くして、勝てるように頑張っていきます」と約束したのが10日の宿敵・巨人戦。現状打開へ向かう道は示されている。(長田 亨)

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