小祝さくら、初Vへ2差2位「いい感じ」

4番、3打目を放つ小祝さくら。通算6アンダーで2位に浮上した(カメラ・宮崎 亮太)
4番、3打目を放つ小祝さくら。通算6アンダーで2位に浮上した(カメラ・宮崎 亮太)

◆女子プロゴルフツアー開幕戦 ダイキンオーキッドレディス第2日(8日、沖縄・琉球GC)

 6位から出た小祝さくら(20)=ニトリ=が7バーディー、2ボギー、67で通算6アンダーとし、首位と2打差の2位に浮上した。昨季は1998年度生まれの黄金世代でトップの賞金ランク8位(獲得賞金約7500万円)と活躍したが、未勝利に終わった。オフはプロ野球キャンプ訪問やプロレス観戦で刺激たっぷり。初の頂点を目指す。通算4勝の比嘉真美子(25)=TOYO TIRES=が8アンダーで首位。

 20歳とは思えない、堂々としたプレーだった。小祝はフェアウェーキープ率100%と安定したドライバーショットで雨を切り裂き、好機を演出。前半15、17番はともに第2打を1メートル半以内につけ、後半2番では8メートルのパットを沈めた。67のビッグスコアで2位浮上。「2日間ともアンダーパーで回れて、いい感じです」と控えめに喜んだ。

 他競技に触れ、フレッシュな気持ちで開幕を迎えた。2月の宮崎合宿中にプロ野球・ソフトバンクのキャンプを訪れた。「野球のことは分からないけど、面白くて。球のスピードにびっくりした」と、30分の予定が1時間半も見学した。選手の体つきにも「足が長い。美脚でした」と興味津々で、「今度は試合も見に行ってみたい。(地元・北海道の)日本ハムにも頑張ってほしい」と、観戦プランも明かした。

 さらに、元々好きだったプロレスを年明けに2度観戦。新日本プロレスのオカダ・カズチカ(31)がお気に入りで、「体力勝負ですね。もし自分が(技を)やられたら死ぬなって思いました」。グリーンから離れたところで刺激をもらった。

 本格参戦1年目の昨季、賞金ランク8位で新人賞を受賞した。同学年の勝みなみ、新垣比菜、大里桃子(いずれも20)が優勝した一方、自身は2位が4度と悔しさも味わった。初優勝に向け、オフは1月の成人式を欠席し、千葉県内で辻村明志(はるゆき)コーチ(43)の練習に参加し、ハワイでは上田桃子(32)らと汗を流した。辻村コーチは「1年(成績が)いい人はいる。2年できて初めて、いい選手という評価になる」と力説した。

 2打差を追う週末へ「4日間は長い(笑い)。大変だけど、その分、実力が出るので頑張りたい」と小祝。故郷から直線距離で2200キロ以上離れた南国で、満開の“さくら”を咲かせる。(岩原 正幸)

 ◆小祝さくら(こいわい・さくら)

 ▽生まれとサイズ 1998年4月15日、北海道・北広島市生まれ。20歳。158センチ、58キロ。

 ▽ゴルフ歴 8歳で母・ひとみさんとレッスンに通う。2010、12~14年に北海道ジュニア優勝。14年北海道女子アマ優勝。17年7月のプロテストに一発合格。

 ▽趣味 韓国の音楽(K―POP)を聴くことで、「防弾少年団」がお気に入り。好きな食べ物は焼き肉。

 ▽悔し涙は2度 昨年9月にプレーオフで申ジエ(韓国)に敗れたゴルフ5レディスの帰りの車中で。同12月に畑岡奈紗らと参加した日本・タイ親善大会で4連敗した試合後にも涙。

 ▽土台が安定 「思い切りスイングしても体がぶれない」(辻村コーチ)

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