【巨人】育成・沼田、初キャンプ終え「ついていけて自信になった」

2月24日のJR東日本との練習試合では、自己最速タイの146キロをマークした沼田
2月24日のJR東日本との練習試合では、自己最速タイの146キロをマークした沼田
沼田翔平投手による1年前、1年後の自分へ
沼田翔平投手による1年前、1年後の自分へ

 ルーキーが振り返る春季キャンプを特集する。1か月の長丁場で、これまで経験したことのない野球漬けの毎日を過ごした新人たち。キャンプで感じたプロの世界への思いや手応え、昨年の今の時期はどんな練習をしていたのかを、育成3位の沼田翔平投手(18)に聞いた。そして、今だからこそ言える1年前の自分へ、そして1年後の自分へメッセージを送った。

 旭川大高から育成3位で入団した沼田は「長いようであっという間だった。毎日食らいついている感覚でしたが、終わってみたらついていけた。自信になります」と充実した表情を見せた。

 2月24日、初実戦となったJR東日本との練習試合では6回に4番手として登板。1イニングを3者凡退に打ち取り、自己最速タイとなる146キロもマークした。「ブルペンで投げているときから調子がよかったので、抑えられてよかったです」と振り返る。井上3軍監督も「非常に期待できるいい投球だった。じっくり育てていきたい」と目を細めた。

 プロとアマの違いをキャンプで感じた。高校時は毎日120球から200球を投げ込むことで調整をしてきた。だが、プロでは投球練習は毎日ではない。「毎日投げないっていうのは初めて。正直、気持ち悪かったです。でも、久々に投げても軸がブレなくなり、球にバラつきがなくなったのは実感しています」と、うなずいた。

 一方で課題も口にした。「変化球の精度をもっと上げないといけないなと。曲がり具合が投げる度に違うんです。そこをコントロールできるようになれば違うのかなと」。自慢の直球を生かすため、苦手克服へ意欲を見せている。

 高校では積雪のため冬季の練習はグラウンドで行えない。「昨年の2月は体育館でランニングや軟らかいボールを使って練習したり、廊下で体幹したりと基礎がメインでした」と話す。また、「グラウンドの除雪もしましたし、サッカーやソフトボールを全力でやって足場固めをしたりしてました。雪が積もってるので長靴を履いてやるんです」と豪雪地帯ならではの珍練習を行っていたことも明かした。

 「まずは支配下、1軍登板が目標です。チャンスを潰さないようにやっていきたい」と改めて決意を固めた沼田。まずはイースタン・リーグ初登板へ向け、鍛錬を続ける。

 ◆沼田 翔平(ぬまた・しょうへい)2000年6月24日、北海道旭川市生まれ。18歳。旭川神居中1年から本格的に野球を始める。高校では1年春から背番号14でベンチ入り。昨夏の甲子園では佐久長聖(長野)との1回戦に先発し、8回4失点(自責0)だった。175センチ、64キロ。右投右打。年俸240万円。

2月24日のJR東日本との練習試合では、自己最速タイの146キロをマークした沼田
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