◆オープン戦 西武4―10広島(3日・長崎)
広島のドラフト1位・小園海斗内野手(18)が幸運な打ち直しで高卒新人では13年の日本ハム・大谷(現エンゼルス)以来のオープン戦アーチをマークした。
8回の先頭で打席に立つと、武隈の初球の真っすぐを打ち損じ。ファウルフライと思われたが、一塁・呉が落球で命拾いした。2球目もストライクで追い込まれた後、3球目を右翼スタンドに放り込んだ。
「本当だったらアウトやったと思うんですけど、しっかり切り替えてできたので良かった。開かずに振り抜けたんで良かったです」と笑顔を浮かべた。オープン戦3試合、6打席目で早くも飛び出した一発。開幕後は2軍で経験を積む予定だが、逆転1軍入りがあるかもしれない。