【巨人】岡本“3冠王打法”で逆転サヨナラ弾「最高の結果だと思う」原監督も絶賛

9回1死一塁、岡本が右越えに2ランを放つ(カメラ・森田 俊弥)
9回1死一塁、岡本が右越えに2ランを放つ(カメラ・森田 俊弥)

◆オープン戦 巨人5x―4ヤクルト(2日・東京ドーム)

 巨人・岡本が今年の東京D初戦となったヤクルト戦で“3冠王打法”を披露した。5回に走者2人をかえす右翼フェンス直撃の“プロ初三塁打”を放つと、9回には右翼席へオープン戦のチームでは王貞治以来となる逆転サヨナラ弾。4打数2安打4打点と大暴れした。今オフから取り組んだ成果を表す逆方向への打球を原監督も絶賛。目標の「3冠王」へ、4番としての進化を本拠地のファンに見せつけた。

 誰もが一斉に右翼席を見上げた。岡本のフルスイングした打球はG党が待つ右翼席最前列へと着弾。1軍の試合では自身初の“サヨナラ打”となる逆転2ランだ。本塁付近で仲間たちにもみくちゃにされ「最高の結果だと思う」と満面の笑みを浮かべた。

 1点を追う9回1死一塁。風張の外角高めのスライダーを完璧に捉えた。今オフからずっと取り組んでいた逆方向への当たりに、原監督も「内角を狙っているような雰囲気で、右に『ボーン』と2回打ったっていうね。どこまで自分で“三味線”を弾いてるのかなという打撃でもあるけど、それも技術かな。相手は『外角のストライクゾーンが見えてないのかな』という雰囲気のスイングじゃない?」と独特の言い回しで絶賛。本人は「企業秘密です」とはぐらかしたが、「右方向への打球が飛ばせるのはちゃんと振れている証拠。広角に打てるようにしたい」と手応えを感じていた。

 1点リードの5回2死では丸が中前安打を放つと、坂本勇が右中間に落ちる二塁打。二、三塁とチャンスを広げると、岡本があと少しでスタンドインという右翼フェンス直撃の2点適時三塁打。オープン戦、シーズンを通して初の三塁打に「でも実は2軍では(三塁打を)打ったことがあるんですよ」とニヤリと笑った。

 今季の目玉となる「マル・サカ・オカ」の3連打。岡本は昨季、全143試合に出場し史上最年少で「3割、30本、100打点」を達成した。今季は前に出塁率の高い2番・丸、3番・坂本勇がいることで、昨季以上の打点が期待される。「常に得点圏っていうのを今日強く思いましたし、ランナーがいる状況が多いので、かえせるようにしたい」。今季目標としている「3割、40本、120打点」、夢の3冠王も不可能ではない。

 春季キャンプ中の2月21日に背中の張りを訴え、23、24日のオープン戦には欠場。「これまでにない箇所」という背中を痛めてからは、広々と足を伸ばして湯につかるために宿舎の大浴場に日々、通うなどこれまで以上に体のケアに気を付けた。この日は自身今季初のオープン戦だっただけに「スタメンで出られるかまだわからないと思っている。もっと結果を出さないといけない」と思いは強かった。

 7回にはともに侍ジャパンに選出されたヤクルトの19歳、村上が豪快な一発を披露。「すごいなと思った」とたたえながらも「意識はしていない。僕は自分の役割をやるだけ。開幕までもっと精度を上げたい」と足元を見つめた。今季も岡本のバットから目が離せない。

(小林 圭太)

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