【日本ハム】マルティネス“新型カッター”解禁を予告

アリゾナキャンプで投球練習するマルティネス
アリゾナキャンプで投球練習するマルティネス

 日本ハムのニック・マルティネス投手(28)が1日、今季初実戦となる2日のDeNAとのオープン戦(札幌D)で“新型カッター”の解禁を予告した。開幕ローテ入りが確実な右腕は、マイペース調整で飛躍を期す。開幕投手内定の上沢直之投手(25)は札幌Dのマウンドで投球練習。開幕戦の予行演習を行った。練習後は札幌市内のホテルで激励会が開催。卒業式のため帰省中のドラフト1位・吉田輝星(18)=金足農=らをのぞく1、2軍の選手が集結し日本一奪還を誓った。

 マルティネスは来日2年目の余裕を醸し出した。今季初の実戦登板が2日に控える右腕。先発として3回程度の登板が予定される。チームにとって今季札幌D初実戦のマウンドを託されたが「体のコンディションはとてもいいよ。初めての実戦。開幕で最高のコンディションになるように」とマイペースを強調した。

 来日1年目の昨季は10勝11敗と貯金は作れなかったものの、先発ローテの核となった。2年目の今季はマイペース調整を敢行。他の投手が練習試合等で実戦を踏む中、ブルペンと打撃投手を重ね、まずは自らの完成度を高めることに専念した。打撃投手では途中で休憩を入れる“マル流”で、回またぎを想定して投げ込んだ。「しっかり時間を取って自分のペースで調整できている」と語る表情は自信に満ちあふれている。

 腰を据えてオフを過ごしたことで進化を遂げた。「球種は変わりない。強いて言えばカットボールの変化量が大きいものになっている」。打者の手元でボールを動かす投球スタイル。昨季日本の打者を苦しめたカットボールの曲がりが増した。「今年は下半身の力の伝え方を意識してやってきた。手元に来るまでどの球種か分からないような効果が出ればいいね」と期待する。

 開幕まで1か月を切った中での初実戦。「ベストなコンディションは期待せず、少しずつ開幕向けて合わせていければ」と焦る様子はない。進化した“カッター”を武器に昨季以上の安定感を披露する。(秦 雄太郎)

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