芳田司、リオ五輪覇者を撃破で優勝…7個のおにぎり頬張り5試合勝ち上がった

◆柔道 グランドスラム デュッセルドルフ大会 第1日(22日、ドイツ・デュッセルドルフ)

 男女5階級が行われ、女子57キロ級で昨年の世界選手権女王の芳田司(23)=コマツ=が優勝した。決勝で2016年リオ五輪金メダルのラファエラ・シルバ(ブラジル)に優勢勝ちした。男子66キロ級は丸山城志郎(25)=ミキハウス=が制し、国際大会3連続優勝。女子48キロ級は渡名喜風南(23)=パーク24=が5試合全て一本勝ちで制し、男子60キロ級の永山竜樹(22)=東海大=も優勝した。今大会は世界選手権(8~9月、東京)代表選考会の一つ。

 芳田が女子57キロ級の第一人者として、堂々たる試合を見せた。決勝はリオ五輪覇者のシルバと対戦。「やりやすいというか、波のある選手というのは知っていた」と気負いなく臨み、技ありを奪い危なげなく逃げ切った。昨年、初めて世界一に輝き、追われる立場の重圧をはねのけての優勝。「結果と内容をいい割合で求めながら勝つことができた。少しホッとした」と安どの表情を浮かべた。

 21日には所属するコマツの現地法人から、60個のおにぎりが差し入れられた。「梅、サケ、昆布。みんなに配ったら大喜び」。この日は朝から試合の合間などに7個のおにぎりを頬張って5試合を戦い、「ちょっと食べ過ぎた」と笑った。

 今月4日に12年ロンドン五輪金メダルの松本薫さん(31)が現役引退を発表した。「松本さんを目標にやってきた。メンタルから全てにおいて強い。私もそういう存在になりたい」。日本の女子57キロ級を引っ張る存在に成長した23歳は、偉大な先輩の背中を追い、東京五輪へ突き進む。

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