【阪神】矢野監督・高橋由伸氏対談1 由伸氏「(監督は)しんどかったです(笑)」

握手する高橋由伸・スポーツ報知評論家(左)と矢野燿大監督(右=カメラ・渡辺 了文)
握手する高橋由伸・スポーツ報知評論家(左)と矢野燿大監督(右=カメラ・渡辺 了文)

 阪神・矢野燿大監督(50)と巨人前監督の高橋由伸氏(43)=スポーツ報知評論家=の対談がこのほど、阪神キャンプ地の沖縄・宜野座で実現した。互いに監督を引き受けた理由や、現役時代の思い出話を披露。矢野監督は巨人・岡本のような「日本人4番」の育成にも意欲を燃やした。(取材・構成=水井 基博、長田 亨) 

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 「監督としては高橋さんが先輩。お願いします」と右手を差し出したのは7歳上の矢野監督だった。高橋氏も握り返し、穏やかな口調で問いかけた。

 由伸氏(以下・由)「今まで聞かれる側しかやってこなかったもので…(笑い)。キャンプを見させていただきましたが、とても順調そうですね」

 矢野監督(以下・矢)「すごく手応えを感じています。キャンプのテーマにしている競争に関しても、僕の想像する以上のレベルでやってくれている。今、めっちゃ楽しいんですよ」

 由「僕もこの時期はまだ結果が大きく出ないので、楽しみというか、いい時期だったかなと思います。監督になられたのが昨年の10月。どういった思いで引き受けられたのですか?」

 矢「監督をやると本当に思っていなかったので、最初はすごく迷ったり、悩んだりしましたけどね。決断してからは、思い切ってやってやろうと。そこからの迷いは全くないですね」

 由「僕の場合は現役だったので。『もしかしたら僕になるのかな』というのはありましたね。この世界にずっといると、感じるところもあって。監督の仕事って、誰もができるものじゃないですから。期待されるということに、何とか応えたいというか。運命に逆らってはいけないとも思い、チャレンジしてみようという形で引き受けました」

 矢「やっぱり、しんどかったですか?」

 由「しんどかったです(笑い)。矢野監督はコーチをされていたり、首脳陣側の時間がありましたよね。僕は選手として首脳陣を見ていたので。監督、コーチの大変さを軽く見ていました(笑い)」

 矢「去年は2軍監督をやらせてもらって、若い選手に言い続けてきたんです。『失敗を怖がるな』とか『積極的に』とか。僕に1軍監督のオファーが来て、ここで(監督を)やらないとなると…。2軍で言ってきたことと全然違うな、っていうのもありましたし。最後は高橋さんが言われたように『やるしかない』っていうところですよね」

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