丘みつ子、自宅がシロアリだらけだった! 600万円で小田原の古民家リフォーム

 女優の丘みつ子(71)が22日放送のTBS系「爆報!THE フライデー」(金曜・後7時)で、小田原市内にある自宅のリフォームに1年9か月余りを費やした、その苦闘生活を公開した。作業を始めた当初、家の土台や壁などの木材がシロアリに荒らされボロボロになっていることが判明し、再生を一時断念したことも明らかにした。

 丘は夫でパイロットの演(ひろし)さんとともに約30年前、箱根に移住した。芦ノ湖が見える自宅は905坪(約300平方メートル)の豪邸だったが、老後を迎える夫妻には広すぎて管理が難しくなり2017年、小田原市の一軒家を約3000万円で購入した。

 小田原駅から車で10分のところにある築80年、58坪(約192平方メートル)、3LDKの古民家で、2階建ての蔵が付いていた。同年4月ごろからリフォームに着手。一般業者に頼むと平均2300万円以上もかかるところを800万円で完成させる計画だった。

 丘は「ペイントから何から全部二人(夫妻)でやる」と話していたが、知人の大工の棟梁らの協力が得られた。

 ところが壁や柱を壊したところ木材がボロボロ、スカスカの状態で、シロアリだらけだったことが判明。床下の土台も同様で、強い地震に襲われれば「ばらばらになる」怖れがあったことも分かり、この時点でリフォームを断念したという。

 しかし、約1年後の18年6月から再度「古民家再生」に挑戦。ジャッキで家全体を持ち上げ、土台の腐った木材などを全て取りのぞいて入れ替え、再建することにした。

 そして今年1月26日に完成。玄関の位置を変え、もう1つの玄関も作り、自慢の蔵は丘の陶芸作品を展示するギャラリーに生まれ変わった。費用は総額600万円だった。

 女優時代に失声症や拒食症を経験し、スタッフを怒鳴るなどして「扱いにくい女優」と周囲から言われ「人間が嫌(いや)なの」と話す丘だが、リフォームの苦労を仲間たちに支えられ、再生した自宅で満足そうな笑顔を見せていた。

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