【広島】堂林、安部の不運をチャンスに変えて特大弾 誠也指導の成果出た

5回無死一塁、中越え2ラン本塁打を放った堂林
5回無死一塁、中越え2ラン本塁打を放った堂林

◆練習試合 広島8―0韓国・KIA(18日・コザしんきん)

 広島・堂林翔太内野手(27)がチャンスをものにした。当初「6番・三塁」で先発予定だった安部がインフルエンザA型と診断されたことで、急きょ代役として出場。5点リードの5回無死一塁、初球の甘い直球を見逃さず振り抜き、バックスクリーンに飛び込む推定飛距離125メートルの2ランを放った。

 定位置を争うライバルのアクシデントは、宿舎から球場に向かうバスで聞いた。先輩のダウンは気の毒だが「チャンスが巡ってきたと思った」と偽らざる気持ちを口にした。大アーチについては「いいスイングができた結果」と振り返った。だが1、2打席目の凡退を反省。「投手の方に体が流れる悪いクセが出た」と悔やみ、むしろ8回の最終打席で、右足に体重を残してカーブをすくい上げた中飛の内容を自賛した。「しっかり拾うことができた」と試合の中での修正能力に胸を張った。

 プライドをかなぐり捨てた。15日、3学年下の鈴木誠也外野手(24)にお願いして“臨時打撃コーチ”を務めてもらった。室内練習場で主砲の言葉にうなずいた堂林は「(教えを受けたのは)打撃のコツです。手首の返し、右の腰の出し方。コーチに言われていることを相談しました。誠也は生きた教材。自分が良くなるためなら、引っ張ってでも見てもらわないと。僕は立場的に結果を出さないといけない」と語気を強めた。

 16日の紅白戦でも最初の打席で同点適時打。「そんなすぐにできると思ってやってないですからね」と言いながら大きな手応えを得た。東出打撃コーチも期待の裏返しで「(本塁打は)いいんだけど、1打席目からしっかり勝負しないと。シーズン中なら(2打席凡退後に好機で)代えられるかもしれない」と猛ゲキ。プロ10年生の覚醒が4連覇のカギを握る。

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