【甲府】新戦力〈8〉後藤京介、J1昇格へ「不可欠な存在になる」

蔚山現代との練習試合でボールをキープする後藤(右)
蔚山現代との練習試合でボールをキープする後藤(右)

 ◆MF後藤京介(26)=前YS横浜=

 専大卒業時、Jクラブからのオファーはなかった。大学の先輩から「お前なら絶対やれるよ」と誘われ、東欧モンテネグロのFKモグレンの門を叩いた。日本とは環境が激変。「サッカーに関しては勝つことが全て。負けると次の試合を見に来ない。『負けたら絶対に外を出歩くな』と言われました」。自然とハングリーになった。

 「高校の友達が日本で活躍しているのがすごく刺激になっていた」。その一人が日本代表FW武藤嘉紀(ニューカッスル)。「小学校から知っていて、高1の時に国体東京都代表でも一緒だった。彼は大学(慶大)にも行っていたので、プロに入ってすぐ結果を出して代表になって、海外に行った。インパクトが大きかった」。

 帰国したのは左足小指骨折がきっかけ。数クラブの練習に参加する中、YS横浜(J3)の練習試合で4アシスト。樋口靖洋監督(当時、現琉球)の目に留まり、17年に入団した。昨季はパス部門で上位ランクインするなどJ3でMVP級の活躍を見せて名を上げ、ヴァンフォーレへのステップアップにつながった。

 “J3代表”の自負がある。「J3で結果を出して上を目指せると、若い選手の夢も広がる。そういう責任感を持ってやりたい」。攻撃的センスに優れるレフティーのボランチは「まず試合に出る。出て結果を出す。J1昇格に向けて不可欠な存在にならないといけない」。初めて臨むJ2の舞台で、輝きを放つ。(西村 國継)

 ◆後藤 京介(ごとう・きょうすけ)1992年7月29日、東京都生まれ。26歳。三菱養和SCユース、専大からFKモグレン、FKイスクラ(共にモンテネグロ)を経て17年にYS横浜入り。G党の父に連れられ「長嶋監督ラストゲーム」(01年)と「松井50号」(02年)の歴史的一戦を東京Dで観戦。野球経験もあり右投右打だが、サッカーだけ左きき。178センチ、73キロ。独身。

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