ヤンキース田中将大「狙うはチャンピオンリング」6年目の決意

 ヤンキースの田中将大投手(30)が9日、「狙うはチャンピオンリング(ワールドシリーズ優勝)」と宣言し、羽田発の全日空機で米ニューヨークへと飛び立った。メジャー6年目となる今季。チーム投手陣だけでなく、カブスのダルビッシュ有投手(32)を抜いて再び日本人最高年俸となったプライドを胸に、ヤンキースを10年ぶりの世界一に導く。

 出発前の取材に応じた田中は、今季が6年目になるとあって「自分の家に帰るような感覚」と余裕十分。しかし、ワールドシリーズは、まだ経験できていないだけに「チャンピオンリングを取りに行きたい」と意気込みを示した。

 同じ東地区には昨季、5年ぶりに世界一となった宿敵レッドソックスが立ちはだかる。地区シリーズでは白星を挙げたものの、レギュラーシーズンは4試合で1勝0敗ながら防御率7・58。中盤に崩れる事が多く、一度も6回を投げきることができずに、わずか19イニングの投球回にとどまった。「それ(Rソックス)を乗り越えて行かなくてはいけない」と宿敵への雪辱を発奮材料とする。

 先発ローテーションには昨季ノーヒッターをマークした左腕パクストンが加入。「会うのが楽しみ」と話すが、セベリーノ、ハップ、サバシアは昨季終盤と同じ顔ぶれ。田中がチームをけん引する時期に来ている。今季の年俸は昨年に続き2200万ドル(約24億2000万円)。投手陣でチーム最高額(野手ではスタントンが2600万ドル=約28億6000万円)となった。メジャー全体でも22位。日本人ではダルビッシュの2000万ドル(約22億円)を再び抜いてトップと、年俸も期待の高さを表している。

 昨季は6月のメッツとの交流戦で走塁中に両太もも裏を痛め、約1か月戦列を離れた。そのため規定投球回に及ばなかったが、現在の調整は「順調に来ている」。「ローテーションを守ってシーズンを乗り切りたい」。これができれば、日本人初の6年連続2ケタ勝利はついてくるはずだ。(蛭間 豊章)

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