【清水】新システム「3―5―2」0封で手応え ヨンソン監督4―4―2と併用示唆

相手DFと競り合う北川(左)
相手DFと競り合う北川(左)
ベンチに指示を出すヨンソン監督(手前)
ベンチに指示を出すヨンソン監督(手前)

◆練習試合 清水0―0FCソウル=45分×3本=(9日、鹿児島ふれあいスポーツランド)

 J1清水エスパルスは9日、鹿児島市内で今キャンプ最終戦となるFCソウルとの練習試合(45分×3本)を行い、スコアレスドローだった。2本目25分まで主力が出場した。1本目20分から新システム「3―5―2」を採用。無失点に抑えたことにヤン・ヨンソン監督(58)は一定の評価を与え、今後、従来の4―4―2と併用する考えを明かした。

 7日から温めてきた秘策が実戦投入された。1本目20分、MF中村の負傷交代に伴い、ヨンソン監督はDF立田を投入。3―5―2に形を変えた。「しっかり守り切れた。ある程度、やろうとしたことはできていた」。100点満点とは言えないが、今後使えるメドが立ったことは確かだ。

 3バックは左から183センチ、80キロの元韓国代表DF黄錫鎬、191センチ、81キロのU―21日本代表DF立田、188センチ、85キロのブラジル人DFバンデルソンが並んだ。1本目こそ距離感が遠く相手に侵入を許したが、2本目以降は安定。アンカーの竹内らもからめてボール奪取し、ほとんど決定機を作らせなかった。「細かい所が合ってくればいいシステムになる。(攻撃時にウイングバックの)エウシーニョも生かせる」とバンデルソン。ソッコも自らボールを前線に運ぶなど積極性を見せ「楽しみな戦術」と笑った。“日韓伯ライン”を操る立田も「話しながら修正ができていた」と手応えを感じた様子だ。

 一方、攻撃はキャンプ初の無得点。代表から合流後初陣のFW北川はCKの流れからヘディングシュートを放つもバーに嫌われた。敵陣までボールをつないでもクロス、ラストパスのタイミングが微妙にずれる場面が目立った。エースは「新しい選手、戦術でミスはある。合わせていかないといけない」と前を向いた。

 チームは10日に合宿を打ち上げ、オフを挟み23日のリーグ開幕・広島戦に備える。指揮官は「やってきた形(4―4―2)を繰り返すことがメインだが、形を変えながらやることも考えている」と両システムの併用を示唆した。残り約2週間。試行錯誤を重ね、最適解を見つけ出す。(武藤 瑞基)

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