【札幌】最年長39歳・小野伸二「チーム第一」個人の欲は封印し、若手引っ張る

ボール回しでのやりとりでアピールする札幌MF小野(右)
ボール回しでのやりとりでアピールする札幌MF小野(右)
練習後、簡易のアイスバスに入って体をケアする札幌MF小野
練習後、簡易のアイスバスに入って体をケアする札幌MF小野

 J1北海道コンサドーレ札幌MF小野伸二(39)が、私欲を捨て、献身さを貫く。沖縄キャンプ中の札幌は9日、2回練習を行った。フルメニューを消化した小野は、出場7試合にとどまった昨季以上の結果を今季の目標に課した。先発にはこだわらず、与えられた役割を全力でこなす考え。チーム最年長として、勝利のために何が出来るかを最優先に考え、1年間を戦っていく。

 個人の欲は封印し、札幌の勝利だけを考え、小野が今季を戦う。チーム最年長の39歳が、開幕を2週間後に控えた9日、胸の内を口にした。「スタメンで出られるのが一番うれしいが、それよりもチームが苦しい時に助けられるよう、与えられた時間で全力でやるだけ」。どんな形であれ、出来る全てをピッチに注ぐことしか、頭にはない。

 昨季は両足首痛の影響から先発機会はなく、出場7試合に終わった。ラスト3戦はベンチ入りできず、ACL出場権を逃す悔しさは観客席で味わった。それだけに「今年は少しでも多く試合に絡みたい」と小野。勝ち点上積みに、1年を通して関わり続けていく。完全復活への準備は、余念なく進めている。

 沖縄での練習後は「早く体を回復させるために」と、水温10~13度の氷風呂に10分間入ることを日課としている。宮の沢でも取り入れている大塚俊介フィジカルコーチ(36)が「筋肉の炎症が抑えられるし、下半身の疲労を取るのにも最高の方法」と推すケアをキャンプ中も欠かさず、完走を続けている。

 今季は小野を含む30代は27人中5人と若返った。「楽しく出来ている」の言葉通り、笑顔でいじりを入れる反面、厳しくアドバイスもしながら、先頭に立ってチームを引っ張っている。「全員で力を合わせて戦うのが札幌。その良さを今年も出せるように、チームを第一に考えてやっていきたい」。小野の存在は、札幌の更なる躍進へ、大きな強みとなる。(砂田 秀人)

ボール回しでのやりとりでアピールする札幌MF小野(右)
練習後、簡易のアイスバスに入って体をケアする札幌MF小野
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