亀田和毅、リングで宣戦布告狙う「逃げたりとかせんといてほしい」 正規王者の視察に出発

渡米する亀田和毅
渡米する亀田和毅

 プロボクシングのWBC世界スーパーバンタム級暫定王者・亀田和毅(27)=協栄=が9日、日本時間10日に米カリフォルニア州インディオで行われる同級正規王者レイ・バルガス(28)=メキシコ=の4度目の防衛戦の視察に向け、成田空港で取材に応じた。バルガスは同級3位フランクリン・マンサニーリャ(ベネズエラ)と対戦し、勝者が王座統一戦として暫定王者の和毅との対戦が基本線。2泊4日の弾丸視察だが、和毅は「音、スピード、体のでかさ、目の前で見なわからんこともある」と意欲を見せた。

 昨年11月、バルガス(メキシコ)が肩を負傷中だったため、和毅はアビゲイル・メディナ(スペイン)との暫定王座決定戦を制し、世界2階級制覇を達成した。10年前のアマチュア時代にメキシコシティーで判定負けを喫した相手がバルガスだった。当時、アマでは異例の8000人が集結した完全アウェーで対決。大ブーイングを浴びながらリーチの長い相手に苦戦して敗れた。「会場中が揺れていた。すごいブーイング。あれは経験できない。なかなか、中に入れてもらえず、やりにくいまま終わった。あれは完敗ですよ」と振り返る。

 互いにプロ転向し、2017年2月にバルガスが王座獲得した頃から、和毅は対戦をアピールしてきたという。「プロとアマは違うで、というところを見せたい。勝ってリベンジしたい。あの試合以来、会ってないですね。(メキシコにいた頃の)ジムは近かったけど、向こうも意識していたみたいやし。(報道の)コメントでも俺の名前は絶対に出せへんしね」と話した。

 挑戦が実現しない状態が続いてきたが「この試合が終わったら、WBCから指令が来ると思う。そうじゃなかったら絶対に見に行かない」と対戦は間近に迫る。当日はリングサイドで観戦予定。試合後にリングに上がる可能性もあり「向こうはテレビ、プロモーターもあおってくるからね。終わったら(誘いが)来るやろうね。そこでケンカしても意味ないけど、やってくれることを祈る。逃げたりとかせんといてほしい」。中学卒業後にメキシコで単身武者修行したことでスペイン語も話せるだけに、対戦アピールをもくろんだ。

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